MSPブログ

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切削加工

2D設計から対応します

大変ご無沙汰しております。代表の伊藤です。

 

MSPは4月より創業20年に突入しました。

沢山の方々に支えられながら歩んでこれたことが最大の財産だと思っております。

誠にありがとうございます。

引き続きご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

 

 

創業20年を迎えるにあたり、昨年から力を注いで来たことが2つあります。

 

1,手を動かす商社

「社内制手工業」を掲げ、協力会社が苦手な部分を社内に取り込んで

工程の一部を担っております。

特別な設備が有る訳ではないので、組付け作業がメインとなります。

 

社内で簡易加工の短納期対応が出来る様に、ハンドプレスに穴あけ用の型を製作し

スムーズに対応しております。

この方向性で、簡易加工のできる態勢を整えて行こうと思ってます。

 

2,設計

お客様より使用条件のヒアリングを行い、最適な形状を検討し

品質とコストのバランスを考慮した加工方法を提案し

その加工方法で無理のない形状で設計を行っております。

 

どちらも、まだまだ一人前とは言えませんがお客様のニーズを満たせるレベルで対応できているとの自負は芽生えつつあります。

 

右から左にモノを動かすだけで、あと10年は生き残れるかもしれません。

しかし、そんな商社は必要ない時代がすぐそこに見えています。

商社機能は上手に使えばとても便利ですが、その上に簡易加工と設計の機能を持つ技術商社の方がもっと便利だと思います。

 

加工メーカーを目指すのではなく、多機能な商社を目指してこれからも精進して参りたいと思います。

引き続き、宜しくお願い申し上げます。

 

代表取締役 伊藤昌良

 

 

放熱性能向上の提案

今回はヒートシンク案件でのお問い合わせを頂きました。

「サイズは大きく出来ないけど性能を向上させたい」

と言うご要望です。

材質を純アルミ系にすれば性能は上がるけど、その前に出来ることはまだあります。

現行品を活かした単純工法を提案しました。
お客様の社内で検討した結果

「テストをしてみたい」
と連絡があったので、GW明けから取り掛かります。

 

MSPには、30年以上積み重ねてきた様々な工法に対する経験と知見があります。

 

ヒートシンクと言っても、様々な方法で作られます。

 

アルミ押し出し材を活用した櫛形ヒートシンク

アルミや銅の板を利用した放熱板タイプ

鋳物やダイカスト工法で作るヒートシンク

ブロックから削り出す工法のヒートシンク


各工法の美味しい所が使える様に提案するのが、MSPの仕事です。

設計初期段階よりお手伝いさせて頂くことにより、その美味しい部分を最大限活かし無駄なコストを排除してメリットのある調達に結び付けて頂きたいと思っております。

 

ヒートシンクに限らず、MSPでは各工法に美味しい部分を利用して頂きたいので積極的に使用環境などを確認させて頂きます。

「他の商社はそんな事聞いてこないよ!」とお叱りを受けることもありますが、右から左に流すだけの仕事をするつもりはないので、お叱りを受けても聞くようにしております。

 

そんな面倒臭い系の技術商社で良ければ、お困りごとをご相談下さい。

様々な工法の協力会社とタッグを組み、必ずお役に立てる提案が出来ると思います。

 

お問い合わせをお待ちしております。

 

============

担当 : 坪谷

電話 : 045-633-1056

Mail : sales@mspjpn.com

============

 

 

ヒートシンクのコストダウン

引き続き、ヒートシンク関連のお引き合いを多く頂いており感謝申し上げます。

お問い合わせ頂く中での質問で、ザックリまとめると多いのが以下のことです。

 

「どの製法で作るのが安く出来ますか?」

 

ヒートシンクと言っても、形状は様々です。

 

板を曲げただけの放熱板であったり

切削で作り込むような放熱ケースであったり

アルミ押し出し材をカットして穴をあけるだけの櫛形だったり

 

用途によって様々です。

 

回答を、簡単にするならば以下の通りになります。

放熱部の形状が単純で、平面度を極端に要求しないモノと言う前提で

生涯ロットが5,000個を超えるのであれば「アルミダイカスト」にした方が安いです。

 

しかし、コレには落とし穴もあります。

アルミダイカストの標準的な材質である「ADC12」がネックになります。

一口にアルミと言っても、その材質により熱伝導率に大きく差が出ます。

 

参考までに、主要な材質の熱伝導率を確認してみましょう。

(単位:W/m/k)

◯=アルミ板からの切削

◆=アルミ押出し材

▲=アルミダイキャスト材

◎=参考値

 

◯ A5052  138(切削ヒートシンクに多用されている)

◯ A6061  155~184(切削でA5052よりは改善が見込める)

◆ A1050  225(板金物の放熱板に使用)

◆ A6063  209(アルミ押し出し材ヒートシンクに多く利用)

▲ ADC12   92(アルミダイカストのメイン材質)

▲ DMS5   150(アルミダイカスト用高伝導率材質)

▲ HT-1   175(アルミダイカスト用高熱伝導材質)

◎ 金      310 *参考

◎ 銀      420 *参考

◎ 銅       401 *参考

◎ 真鍮    110 *参考

◎ 鉄      50 *参考

ご覧頂いた通り

アルミダイカストに利用するADC12と、アルミ押し出し材に利用するA6063では、2.3倍もの開きがあります。

これは、同じ形状でも放熱性能にその差が反映されるということです。

それを解消するには、アルミダイカストでも熱伝導率の良い材質を選択する必要があるということです。

逆に言えば、ADC12を前提で設計していた部品の小型化も材質変更により可能ということになります。

DMSシリーズやHT-1と言った、純アルミ系のダイカスト用合金は、どのダイカストメーカーでも取り扱っている訳ではありませんし、湯流れの問題などによりそれなりの設計ノウハウを要します。

弊社で、アルミダイカストで放熱性を重視せざるを得ない部品には「HT-1」を推奨しており、取扱実績の中で成形性の面でも確認が取れており、安心して納入できる体制もあります。

また他社ではロット数が1000個以上でないと対応頂けないような案件でも、一定の条件は付きますが、弊社では現場と相談をしながら500個/回レベルでの対応も致しております。

 

とここまで書いておいてなんですが・・・

形状によっては、何万個あってもアルミ押し出し材を切断して使った方が安い場合もあります。

用途や形状、寸法公差など様々な条件を基に総合的に判断し、最適な生産工法の提案をさせて頂きます。

まずは、構想形状の段階で是非ともご相談下さい。

設計が終わってからですと、本来一番安い工法があっても対応できず、高いのモノづくりになってしまう可能性があります。

誰かが損をする安値ではなく、理屈の通る安値を目指し提案させて頂きますので、まずはご連絡下さい。

あらゆる観点から導き出した最適なご提案をさせて頂きます。

本日は、ダイキャストの件をメインにご説明させて頂きました。

アルミ押出し材櫛型ヒートシンクや、大型の切削ヒートシンクについても、放熱部品一筋25年間のベテラン営業マンが対応致します。

放熱関係の部品で、コストダウンでお困りの際には、気軽に問い合わせ下さい。


電話 045-633-1056

FAX 045-633-1051

mail sales<@>mspjpn.com

※お手数ですが、メールの際には@前後の<>を消して送信下さい。

アルミヒートシンクのカスタム

「標準品じゃないんですが、2個だけ欲しいんです」

そう言うお問い合わせを頂く機会が増えています。

そんな時MSPでは標準品の高さを詰めたり、幅を詰めたりして使えないか提案させていただきます。

 

まずは、どの様なサイズが必要なのかご連絡下さい。

それに対応する標準品の近似サイズを探します。

幅詰め等を行った製品で良ければそのままお使いいただけます。

 

もちろん、取り付け穴加工や切り欠きなど必要な加工に表面処理もお任せ頂けます。

 

そのサイズで仕様を満足させることが出来なければ、カスタム品を切削で作る事も可能です。

最適なヒートシンクをお探しであれば、MSPまでご相談下さい。

お気軽にご用命をお待ちしております。

 

 

(お問い合わせ先)
営業担当 : 坪谷・伊藤
HP http://mspjpn.com/
mail sales@mspjpn.com
電話 045-633-1056

 

寒中見舞い

一年で一番寒い時期に差し掛かるにも関わらず、足元のヒーターだけで十分な暖が取れる、快適な新事務所で迎えた2020年も既に15日が過ぎました。

年明け早々バタバタと動き回り、こちらでのご挨拶が疎かになっておりました。

改めまして、皆様方のご健勝を祈念すると共に本年も引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

 

2020年の目標は、「チャレンジ&チェンジ」になります。

その事を忘れないため、毎年恒例の指針熟語を今年も掲げました。

 

2020指針熟語

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自新 :態度や心などを一新する

知新 :新しい知識を得ること

考新 :今までにない新しい考え

斬新 :従来になく新しいこと

日新 :日毎に新しくなること

新進 :ある分野に新たに現れ出たこと

新陳 :新しいことと古いこと

新標 :新しい目標

新芽 :新しく出た草木の芽

新墾 :未開の荒れ地を切り開くこと

 

過去を活かしつつ、過去に縛られること無く、具体的な行動に結びつけて行きたいと思います。

 

ゼロから全く新しい事に取り組むという意味ではなく、今あるリソースの中でブラッシュアップしながら新しい取り組みを行って行くというスタンスになります。

 

例を上げれば、アルミ押し出し材を利用した加工品を採用頂くためにMSPが提案出来る幅を広げたり、ヒートシンクや放熱板についても多くの方々にもっと知って頂くためのプロセスを改善する。

特にヒートシンク関連については需要の高まりを強く感じている中で、専業メーカーのレスポンスが落ちて困っている会社様が増えている事をヒシヒシと感じます。

これに対応するため、汎用技術プラスアルファのネットワークで少量多品種を効率よく生産出来る様に協力会社様と共に受注・生産・納品のプロセスをよりスムーズに行う為のシステムづくりを行います。

 

切削加工品についても最新の5軸加工機で高精度な部品を作らせて頂く事も大切ですが、フライス加工やボール盤に汎用旋盤を上手に活用できる提案を通じ、基礎技術を現場に残す為の受注活動も加速させて行く中で、新しい複合加工ネットワークの構築にも力を入れて行きます。

 

MSPでは最新の加工技術を駆使した高精度部品の生産はもちろんのこと、汎用技術に対するニーズを汲み取り、協力会社が持つシーズをベストマッチさせることがとても大切であると考えております。

汎用技術は派手さはなく、駄物加工などと揶揄される事もありますが、10年後、20年後の為に残していかなければならない技術の一つであるのは間違いないと確信しております。

この取り組みを通じ、この国から減りつつある汎用技術を持つ町工場に仕事を依頼し、廃業などを選択すること無く継続した事業活動をして頂ける為の一翼を担う事が、MSPの担う大切なミッションの一つと思っております。

 

長々と書かせて頂きましたが、創業時に掲げた理念「製造業の役に立ちたい」を具現化すべく2020年も派手さはありませんが愚直に一歩一歩前進して参りたいと思いますので、引き続きご支援とご厚情を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

代表取締役 伊藤昌良

 

 

 

16期目がスタートします

(代表取締役 伊藤昌良より)
2004年4月1日創業、同年11月1日に決算期を9月末と定め設立し、早いもので15期目を終えることが出来ました。
ノロマなMSPの歩みを支えて頂きましたすべての皆様に心より感謝申し上げます。

本日より、16期目がスタートします。

今まで以上に社員ともども、皆様のお役に立てるよう微力を尽くし精進してまいります。

 

MSPの存在価値はどこにあるのかを真剣に考えれば考えるほどに「設備にとらわれない方法で、加工技術を選択できる」事を背景にした提案型営業だと思います。

ローテクと呼ばれる汎用技術を上手に活用できる営業スタイルも、この数年でだいぶ深化して来たのではないかと思います。

提案の中に「ローテクを忍び込ませる」事で普通にコスト競争力の高い見積りが出せたりするので、より一層磨きを掛けて行くのは当然ですが、そのローテクを保有する協力会社との連携強化も大切な取り組みだと思います。


MSPの営業スタイルに見た目の格好良さは必要ありません。

営業だけでなく、手も汚し愚直にモノづくりの中でいい仕事をするために働く。

アルミ押し出し材の小ロット対応、櫛形ヒートシンク、切削加工(マシニングセンタ、旋盤)、表面処理、組み立て、ネジ、ゴム、樹脂、バネ・・・
幅広い加工法を組み合わせつつ、ASSY工程を社内に取り込んだり、最後のちょっとした仕上げ工程を担うことで複数社で加工した部品の品質合わせを行ったり。

本当に些細な事ですが、右から左だけでは生み出せない付加価値を追求していきます。

 

重ねてになりますが、本日を迎えられたことは全ての皆様に支えられて来たお陰であると思っております。

これまで賜りました御恩は、存続し続けることで少しずつお返しして行く所存ですので、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

 

初心を忘れず、心新たに16期目スタートです!

 

 

講演レジュメの叩き台

 

 

以前行ったある講演レジュメの叩き台を公開・・・

 

 

 

 


「アルミ押出形材」ってなに?

業界の方でも知らない方が多いのですから、一般の方は、普通にそう思うでしょう。

しかし、日本人なら誰もが毎日のように目にしているんですよ!

多くの人が、手に触れている可能性が非常に高いんです。

そんな身近にあるのに、よく知られていない加工法が「アルミ押出形材」なんです。


みなさんの身近な製品「アルミサッシ」が、この工法で製作されているんですよ。

ビルの外壁や、電車の荷棚にも使われています。

大型トラック荷台のアオリにも使われています。

新幹線の構造材や、自動車のバンパーだったりカメラの三脚や、オフィスのパーテーションの枠だったり

本当に多種多様な場所に利用されています。

パソコンのCPUを冷却する為に使われるヒートシンクなんかもあります。

毎日のように触ってませんか?

周りを見渡して、探してみて下さい。

街なかでも必ず目に触れるものです。

 

アルミ押し出しは、アルミの成形性がいい特徴を活かした量産効果の高い素晴らしい工法です。

しかし、素晴らしい半面デメリットもあります。

大前提として、金型投資が必要になります。断面積の小さな形状で、最低でも25万円以上必要です。

業界の常識で言えば最低ロット300kgを求められます。

切削加工に比べれば精度が出にくい。

代表的なA6063と言う合金は、強度がさほどない。

などの欠点もありますが・・・

これを凌駕するレベルでのメリットが多数あるので、みなさんが気が付かないうちに手の取るくらい普及しています。


こんな素晴らしい工法を持っろ少ないロットで利用したいと言う声にお応えして対応しているのがMSPなんです。

押し出し設計未経験の方でも、希望の形状や使い勝手をご教示頂き、対応可能な形状をご提案する事も可能です。

・切削品をもっと低コストにしたい

・板金加工品を集約して効率化を図りたい

・デザイン的に押し出しでカバーを作りたい

様々なご要望を頂き、一つ一つご検討させて頂いております。

アルミ押し出し材でお困りの方は、お声掛け下さい。

個人様でも対応しています。

個人事業主の方が他では相手にされなかったと言ってMSPにご連絡いただくケースは多いんです。

法人でも個人でも、ものづくりをしている事に差はありません。

デザイナーやクリエイターの方が沢山いらっしゃいます。

素材だけではなく、二次加工やアルマイトに塗装、簡易的な組付けまで一括で対応致します。

正式図でなくても結構です。

製作可能な形状を一緒に作り上げましょう。

まずは、お気軽にお声掛け下さい。

<a href=”http://mspjpn.com/” target=”_blank”>株式会社エムエスパートナーズのホームページ http://mspjpn.com/</a>

ホームページをご覧いただき、問い合わせフォームからでも構いませんし、お電話でも構いません。

一緒に楽しいものづくりをしましょう。

ご連絡お待ちしております。

 

 

これをベースに、アルミ押し出し材未経験者へ30分間でアルミ押し出しの魅力を伝えました。

地道にこう言う活動もしながら、アルミ押し出し材を利用する方を増やして行ければなと思っています。

 

アルミヒートシンクならMSPへお問い合わせ下さい

 

年明け早々から、ヒートシンクに関するお問い合せを多数戴いております。
一例を申し上げますと、アルミ押し出しを利用した設計をされておりました。
断面幅が300mm近くあり、そのまま生産すると金型の投資費用が180万円近辺になると思われる形状です。
生涯ロットを確認させて頂きました所、500個程度だろうと言うお話でした。
このお話をベースで計算しますと金型償却費用で3600円/個となります。
一度金型を作ってしまうと設計変更も容易ではありません。
あらゆる前提条件を踏まえ、MSPからは標準の櫛形ヒートシンクと板金部品の組み立てで部品を作成する案を提示させて頂きました。
総コストはさほど開きがなく、初期投資の必要がなく、設計変更の自由度がアップするメリットがあります。
現在お客様にご検討頂いておりますが、好感触を得ております。
この様に、MSPではお客様が最終的に望まれる要件を加味しながら様々な提案をさせて戴いております。
ヒートシンクの調達でお困り事がありましたら、是非一度お問い合わせ下さい。
長年の知見を踏まえた上で、最適なご提案をさせて戴きます。


皆様からのお問わせをお待ち申し上げております。気軽にご連絡下さい。

 

 

(お問い合わせ先)
営業担当 : 坪谷・伊藤
HP http://mspjpn.com/
mail sales@mspjpn.com
電話 045-633-1056

 

 

アルマイト

 

ゴールドアルマイト

アルマイト加工


環境保護の観点で「廃液処理管理」が厳しくなり、設備更新の問題で採算が取れないと判断し廃業するアルマイト屋さんが後を絶たないですね。

20年前に比べ、超零細も入れたら1/3くらいに激減しているのではないでしょうか?

「駄物用のアルマイト屋さんを紹介して欲しい」と言う問い合わせも増えてきてます。

新規の問い合わせでも、アルマイトまで一貫してお願い出来る取引先を探しているがなかなか見つからないと言う声が多くなりました。


部品加工をメインに取り扱うMSPからすると、最終工程である表面処理屋さんは大切な協力会社の中でも、その存在感を増して来ています。

ネットで探せない協力会社さんとどれだけ繋がれるか?

そこが、MSPの存在価値であり大切な資産だと思ってます。

その資産を上手にお使い戴ける様に、様々な工法を組み合わせ最適なご提案をさせて頂く事で、総合的なコストメリットを感じて戴ける体制の構築をこれからも継続してまいります。

 

(お問い合わせ先)

営業担当 : 坪谷・伊藤
HP http://mspjpn.com/
mail sales@mspjpn.com
電話 045-633-1056


お急ぎの場合は、遠慮なくお電話下さい!

アルミ押し出し材を扱った事がない

 

アルミ押出材 LED照明用サポート

アルミ押出材 LED照明用サポート

 

 

 

「アルミ押し出し材を、扱ったことがないんです」

「アルミ押し出し材を、設計したことが無いんです」

 

「それでも、お願いしても大丈夫でしょうか?」

 

ご安心下さい、モチロン大丈夫です!

 

 

 

皆様から数多くのお問い合わせを戴き、誠にありがとうございます。

アルミ押出形材を活用する事は総合的な工数軽減に繋がる場合が多く、他の工法に比べ比較的安価な初期投資で済む為、コストダウン効果が高い工法だと確信し、皆様がご活用戴きやすくする為、MSPでは様々なお手伝いをさせて戴いております。

お問合わせの中には、アルミ押し出し材を扱った事がなく不安なままお問い合わせ戴くご担当者様も多くいらっしゃいます。


でもご安心下さい、設計に不慣れと仰られる方に当社では以下のようにお願いして情報を戴きながら、お客様のご希望を最大限盛り込んだ方向での立ち上げをお手伝いさせて戴きます。

 

・まずお客様がご希望される形状を、そのまま確認させて下さい

→ 製作可否を検討するため

・その形状でどんな機能を持たせたいか?

→ 機能性の付加、軽量化の提案のため

・意匠箇所など、外観に注意する場所はないか?

→ 表面注意個所の設定と、押出し下面の設定のため

・表面処理はどうするか?

→ コストダウンのために、長尺処理が可能か検討するため

・生涯使用量と一回の調達量の設定は?

→ 小ロット対応が必要な場合にアルミ押出しメーカーを選定するため

・納入先

→ 二次加工があれば、輸送費コストを考慮し加工先選定のため

 

このような情報を基に、形状の最適化を計りアルミ押し出しメーカーの選定を行います。

アルミ押し出しメーカーを選択したら、そのアルミ押し出しメーカーで対応可能な形状を考慮して見積り依頼をします。

 

設計に於ける簡単なポイントを幾つか上げさせて戴きます。

・左右対称形状に近い方が良い

・肉厚は均一な方が良い

・最低肉厚は1.2mm以上を希望される事が多い

・極端に狭い隙間は苦手

・精度が0.5mm以下を希望する箇所があるなら要確認

 

アルミ押し出し型材は、500℃近い熱間工程を経て成形されるので、切削加工のような高精度な寸法公差は対応できません。

しかし、アルミ押し出しの特性を活かした設計を行い、精度の必要箇所は2次加工で仕上げる事も可能です。

 

設計変更による活用例もあります

・複数部品を一体化して組立て工数を減らす

・意匠面をアルミ押し出し材でカバーさせ、別部品だったヒンジ等を削減する

・放熱効果を利用し、ヒートシンク形状で放熱機能を持たせた筐体部品設計を行う

・タッピングホール形状を活用しタップ穴の作業工程を削減する

・生産ロットが増えてきたのでブランク形状で押出材を作り、切削量を減らす

・板金部品を押し出し材に置き換える

・生産量減少に伴う、鋳物・ダイキャストからの置き換え

・肉厚の最適化を計り、軽量化に利用する

・量産は海外生産だが、開発は国内で行いたいので試作でアルミ押出し材を作りたい

 

また、よく聞かれるお話の代表例としては

「ロットの問題で躊躇してます」

と言うことです。

 

業界を見渡せば最低ロット300kg以上と言う定石があり、対応の良いメーカーでも100kg無いと駄目ですなどの要求が来ます。

設計の方が高付加価値の部品を設計しても、それを支える素材が調達できずに困っているご苦労を伺っております。

それを踏まえ、お客様のニーズを必死に訴えながら、メーカーを説得し続け特別な協力体制をを引き出し、MSPではロットの概念を壊す事に成功しました。

材質、形状諸々の条件は有るのですが、ロットの問題で他社で断られてMSPに駆け込まれたお客様には、お喜び戴ける結果を残し続けております。

 

「小ロットで出来るのは判った!でも、機能的な検証をする為の試作はどうするればいいのか?」

もちろん、そんなケースもございます。

その際には、あらゆる加工工法の中から最適な工法を選択して、検証にご利用戴ける部品を作成もお任せ下さい。

 

「表面処理もお願いしたいんだけど・・・」

お安い御用です。ご希望の色をご指定下さい。

対応可能な工法でご提案させて戴きます。

 

ワンストップ体制を構築しておりますので、どの様なご希望でもご提示下さい。

 

「設計力を製品開発に活かせないのは、製造業界全体にとって機会損失!」

と考えるMSPは業界の常識に真っ向から戦いを挑みます。

お客様と共に、最適な生産体制を構築する為のお手伝いをさせて戴きます。

 

アルミ押し出し形材の調達でお困りな方は、是非ともお問い合わせ下さい。

きっとお役に立つことが出来ると自負しています。

 

(お問い合わせ先)

営業担当 : 坪谷・伊藤
HP http://mspjpn.com/
mail sales@mspjpn.com
電話 045-633-1056