今回はヒートシンク案件でのお問い合わせを頂きました。
「サイズは大きく出来ないけど性能を向上させたい」
と言うご要望です。
材質を純アルミ系にすれば性能は上がるけど、その前に出来ることはまだあります。
現行品を活かした単純工法を提案しました。
お客様の社内で検討した結果
と連絡があったので、GW明けから取り掛かります。
MSPには、30年以上積み重ねてきた様々な工法に対する経験と知見があります。
ヒートシンクと言っても、様々な方法で作られます。
アルミ押し出し材を活用した櫛形ヒートシンク
アルミや銅の板を利用した放熱板タイプ
鋳物やダイカスト工法で作るヒートシンク
ブロックから削り出す工法のヒートシンク
各工法の美味しい所が使える様に提案するのが、MSPの仕事です。
設計初期段階よりお手伝いさせて頂くことにより、その美味しい部分を最大限活かし無駄なコストを排除してメリットのある調達に結び付けて頂きたいと思っております。
ヒートシンクに限らず、MSPでは各工法に美味しい部分を利用して頂きたいので積極的に使用環境などを確認させて頂きます。
「他の商社はそんな事聞いてこないよ!」とお叱りを受けることもありますが、右から左に流すだけの仕事をするつもりはないので、お叱りを受けても聞くようにしております。
そんな面倒臭い系の技術商社で良ければ、お困りごとをご相談下さい。
様々な工法の協力会社とタッグを組み、必ずお役に立てる提案が出来ると思います。
お問い合わせをお待ちしております。
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担当 : 坪谷
電話 : 045-633-1056
Mail : sales@mspjpn.com
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2022年4月26日 11:26 AM | カテゴリー:アルマイト, アルミ押出し材, ダイカスト, ヒートシンク・放熱板, 切削加工, 熱伝導度, 熱伝導率, 表面処理
おはようございます。代表の伊藤です。
いつもとは投稿内容とか趣旨が違うのですが、書き進めて見たいと思います。
週末にいろいろな構想を練る中で、むかし言われた大先輩の言葉を思い出しました。
このブログを読んで頂ける方には、経営者の方が沢山いらっしゃるのでシェアしたいと思いました。
創業間もない頃、自分の目標みたいな話をしていた時に言われた言葉です。
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「その投資に、我欲や見栄が入ってないか?」
これさえ忘れずに判断すれば、大きな失敗はしないで済む。
売上を生み出す為の建物は投資だけど、見栄えを気にして建てる工場は我欲。
今まで出来なかった加工をする為の設備は投資だけど、新しいおもちゃが欲しいのは我欲。
荷物を運ぶのに必要な車は投資だけど、見栄え格好を気にして乗る車は我欲。
投資に失敗した会社を沢山見て来たけど、失敗した根本原因は経営者の「見栄」と「我欲」にあると思う。
見栄は自分の収入の範囲内で張ればいい。
会社の金を使って見栄を張って、投資に失敗したら駄目になって当然だって子供だって判るだろ。
見栄の車が欲しくなったら注意しろ、きっと心に油断が入り込んでるサインだから!
「好事魔多し」ってことだ。自分じゃどうにも出来ない外的要因もそんな時に襲ってくるもんだ。
どんなに儲かっても、中古で満足出来る生活にしとけ!
調子に乗る手前で自分にブレーキ掛けられるから・・・
失敗を沢山した経験者の意見は聞いとくもんだぞ!
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この話をして頂いた大先輩は既に鬼籍に入られ、今頃は自分の好きな研究を続けている事でしょう。
この大先輩が言ってたことを私なりに解釈すれば以下の様になります。
・費用対効果を常に意識しろ
・見栄で稼げる仕事はない
・我欲で得られる信頼はない
・慢心のバロメーターを持て
・モノで自分の価値を上げるな
という事なのではないかと思っています。
18年間で1度だけ、営業車で新車を買ったことがあります。
いま思い出せば、あの時は調子に乗って慢心してました。
大先輩の金言は正解し、車を買った翌年にリーマン・ショックです。
新車じゃないと見栄えが悪いのもその通りですが、新車を買って受注が増えればいいです。
一般的に増えるのは固定費負担で、利益を圧迫します。
いまでは、故障なく5年乗れる安い中古車と言うのが車選びの基準になりました。
仮にですが、300万円する車を、5年10万キロで乗り換えた場合に発生する経費を積算したら・・・
1km車を走らせるのにかかる費用は、全部コミコミで大雑把に45円/km位かかります。
今回は車で例えてみましたが、その他にも同じ様に計算できる経費は沢山あります。
さてさて、今回の投資は見栄や我欲は無いだろうか?
自分自身と向き合って決断したいと思います。
あっ!車を買うんじゃないですよ(^_^;)
くだらない忘備録みたいな投稿にお付き合い頂きありがとうございました。
引き続き、弊社をよろしくお願い申し上げます。
代表の伊藤でした。
2022年4月11日 8:00 AM | カテゴリー:代表のメッセージ
2022年4月1日 本日より新年度スタートです。
MSPにとっては、創業19年目のスタートとなります。
創業以来、厳しい環境は変わりませんが、現在の状況は過去に類を見ない厳しい外部環境となっています。
資源の高騰、円安、半導体不足による生産量の低下、先の見えない世界情勢・・・
そんな中でも「なにか出来ることはある!」と、社員ともども常に前を向いて日々の業務に邁進し、厳しいながらも業績を落とさずに頑張っていられるのは、お客様は当然のこと、協力会社の皆様にも大きなサポートを頂けているからだと思っております。
コロナ禍が始まり厳しい時期もありましたが、新たな融資を受けず今日までやってこれたことは、社員が真剣にお取引様と向き合い、新しい事にチャレンジし、幅広い業務を担ってくれたお陰です。
そんな社員の頑張りに報いることが出来る様に、これからもお客様のお困りごとはもちろん、協力会社のお困りごとも微力ながらお手伝いできる会社でい続けたいと願っております。
小さな組織だから出来る動きを最大限活かし、先ずは創業20年を目指し一歩一歩前に進みたいと思います。
MSP創業時に掲げた「製造業の役に立ちたい」と言う気持ちを忘れず、これからも社名の由来となった
Multi(マルチ:多様な)
Supply(サプライ:供給)
Partners(パートナーズ:仲間)
に恥じないよう、協力会社様のお力添えを賜りながらとはなりますが、お客様のご要望にお応えすべく精進を重ねて参りますので、引き続きご愛顧賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
代表取締役 伊藤昌良
2022年4月1日 9:54 AM | カテゴリー:代表のメッセージ, 会社情報