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エムエスパートナーズの強み(ヒートシンク・アルミ押出材領域)

エムエスパートナーズの強み(ヒートシンク・アルミ押出材領域)

(対応状況)

小ロット対応 ◎(試作1個~OK)

ヒートシンク実績 ◎(押出形状/切削/板金/仕上げ)

二次加工 ◎(マシニング/穴あけ/表面処理/組立)

技術サポート ◎(設計提案/コスト相談)

一括調達・納品 ◎(ワンストップ可)

納期対応力 ○~◎(内容に応じて調整)

 

 

1. 少ロット/多品種への柔軟対応

  • 1個からの試作にも対応可能。最小ロットや特殊形状の押出材・ヒートシンクにも対応。

  • 大手メーカーが敬遠しがちな「試作」「ニッチ形状」でも積極対応。

✔ 試作・開発用途に強く、研究機関や装置メーカーにも実績あり。


2. ワンストップ対応力(調達~加工~表面処理まで)

  • アルミ押出材の調達から、二次加工(切断、マシニング、タップ、アルマイト等)、納品まで一括対応

  • 加工業者との強固なネットワークにより、部品単位の完成品納品も可能

✔ 面倒な部品調達や工程管理をすべて任せられる「技術系専門商社型の一括請負体制」。


3. ヒートシンク・筐体製品における実績多数

  • 放熱器(ヒートシンク)に特化した押出形状や加工経験が豊富

  • LED、電源、EV関連など放熱が重要な製品群への対応力。

✔ ユーザーの要求に応じた断面設計支援やカスタム品提案も可能。


4. 短納期・フレキシブルな調整力

  • 中小ロットであれば調達・加工・納品までのスピード対応が可能。

  • 国内外の加工ネットワークを活かし、納期の調整や部材変更にも柔軟に対応


5. 技術提案型の営業力

  • 技術知識を持った営業担当が、仕様のすり合わせや設計相談にも対応

  • CAD図面からの逆提案や、既存品のコストダウン案などにも対応。

✔ 単なる「仕入・販売」ではなく、開発段階からのパートナーとして動けるのが大きな特長。


アルミ地金の見通しについて

トランプ関税による不透明感漂う市況の中で、アルミ地金相場の推移もジワジワと影響を受けている様に感じます。
足元の円安傾向も相まって、足元の地金相場は上昇傾向です。

振り返りながら相場の方向性を推察したいと思います。
ここにたどり着かれる方は、答えが知りたいのだと思いますのでまずは結論からお伝えします。
  • 2025年7~9月期は460円/kgになっています。
  • 小生の予測では10~12月のNSP価格は現行+20円/kg程度の480円/kgではないかと推測します。
  • トランプ関税を含む世界情勢や資源価格の動向に左右されるため、価格変動には注意が必要です。
  • 専門家の中には、2025年以降も上昇傾向が続くと予想する声もあります。
  • 2026年に向けて、あまり下落傾向の要素がないため再び500円/kgの大台に手が掛かる可能性が高い。
アルミニウム地金の価格(NSP価格)は、2023年から2025年にかけて変動を繰り返しながら、全体的には上昇傾向です。
2023年7~9月期には390円/kgでしたが、2024年4~6月期には400円/kg、7~9月期には460円/kgと上昇し、2025年4~6月期には過去最高値の500円/kgに達しました。
価格推移の詳細
  • 2023年:
    • 1~3月: 410円/kg
    • 4~6月: 400円/kg
    • 7~9月: 390円/kg
    • 10~12月: 390円/kg
  • 2024年:
    • 1~3月: 410円/kg
    • 4~6月: 400円/kg
    • 7~9月: 460円/kg
    • 10~12月: 460円/kg
  • 2025年:
    • 1~3月: 470円/kg
    • 4~6月: 500円/kg
    • 7~9月: 460円/kg
価格変動の要因
  • 世界情勢や為替の影響
  • 資源価格の高騰
  • LME (London Metal Exchange)の地金価格の変動
  • 中国からのアルミ材輸出の懸念
  • 運賃や手数料の変動
  • 地域の需給状況
その他:
  • アルミ地金価格は、需要と供給のバランス、世界経済の状況、政治的な要因など、様々な要因によって変動します。

「カスタム ヒートシンク」と言うキーワード検索

暑い日が続いておりますが、皆さん体調を崩してたりしませんでしょうか。

酷暑は人間だけでなく、電子部品にも過酷な環境でもあります。

そんななか、最近の検索ワードで急激に増えているのが「カスタムヒートシンク」と言うワードです。

そのワードからの流入だと思うのですが、ヒートシンクメーカー標準品への追加工、オリジナル設計のアルミ押し出しヒートシンクの問い合わせが増えております。

 

では、カスタムヒートシンクを調達するにあたってのポイントを纏めてみます。


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カスタムヒートシンクは、標準品では対応できない特定の熱管理要件に合わせて、形状、サイズ、材質、フィン構造などをオーダーメイドで設計・製造する放熱ヒートシンク部品のことです。

高性能な電子機器や特殊な産業用途など、効率的な放熱が不可欠な場面で用いられます。

 

お客様からのお問い合わせや納品させて頂いている情報から推察するに、カスタムヒートシンクが必要とされる理由は以下の通りかなと思います。

 

スペースの制約: 限られた実装スペースに最大限の放熱性能を持たせたい場合

熱源の特性: 発熱体(CPU、GPU、パワー半導体など)の形状や発熱量が特殊な場合

冷却要件: 自然空冷、強制空冷、液冷など、特定の冷却方式に最適化したい場合

空気の流れ: 筐体内のエアフローに合わせて、フィンの方向やピッチを調整したい場合

重量制限: 軽量化が求められる場合(例えば、航空宇宙用途)。

機械的要件: 振動や衝撃への耐性、特定の取り付け方法が必要な場合。

表面処理: 特殊な耐食性や放熱特性を持つ表面処理が必要な場合。

=======

カスタムヒートシンクの主な製造方法カスタムヒートシンクは、その形状やロット、要求される精度によって様々な製造方法が選択されます。

押出加工 (Extrusion)
特徴: アルミニウム合金を加熱して軟らかくし、特定の断面形状の金型(ダイス)を通して押し出す方法。長尺で均一な形状のヒートシンクを効率よく製造できます。
メリット: 金型費用はかかるものの、中~大量生産において非常にコスト効率が良い。複雑なフィン形状もある程度実現可能。
デメリット: 熱交換器としての性能は、他の高密度フィン構造に劣る場合がある。

CNC加工 (CNC Machining / 切削加工)

特徴: CADデータに基づき、アルミニウムや銅のブロックをNC工作機械で精密に削り出す方法。
メリット: 非常に複雑な形状や高精度な加工が可能。金型が不要なため、少量生産や試作に最適。
デメリット: 材料の歩留まりが悪く、加工時間がかかるため、コストは高くなる。

鍛造 (Forging)
特徴: 加熱した金属材料を金型・砂型、シェルモールドに入れ、圧力を掛け固めることで成形する方法。
メリット: 純アルミ系合金を採用する事が可能で熱伝導率を向上させやすく、比較的複雑な形状も可能。
デメリット: 初期投資が必要で、制度が必要な部分への仕上げ加工は必須で少量生産には不向き。

ダイカスト (Die Casting)
特徴: 溶融したアルミニウム合金を高圧で金型に注入して成形する方法。
メリット: 複雑な形状を低コストで大量生産できる。
デメリット: 気泡が入りやすく、熱伝導性が他の製法に劣る場合がある。金型費用が高額。

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カスタムヒートシンクの調達は、専門の商社や加工業者に依頼するのが一般的です。


大ロット(1000個~)の場合、ヒートシンク専門メーカーへ依頼を検討するのも一つの案です。
お客様の要求に応じて、最適な製造方法や材質を提案してくれますが、中ロット以下だと納期面でご不満を抱え弊社にお問い合わせ頂くケースが多いです。

小ロット(~500個)対応を強みとしている企業も多く、弊社も含め試作から量産まで幅広く対応可能です。

金属加工メーカーに直接問い合わせされる場合もありますが、押出ヒートシンクの場合材料調達が困難で断られる場合が多いです。

アルミ押出材や切削加工を得意とする金属加工会社も、ヒートシンクのカスタム製造に対応している場合があります。
規格品の追加工サービスや一部のカスタム対応を行っています。

弊社のように、材料調達を基軸にし、協力会社と連携して数個の小ロットから中ロット程度を得意としている商社も数社存在しています。

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(問い合わせ時のポイント)

カスタムヒートシンクを依頼する際は、以下の情報を明確に伝えることで、スムーズな設計・製造につながります。


設置スペース: ヒートシンクを取り付けられる最大寸法(縦、横、高さ)

ファンによる強制空冷か、自然空冷か。強制空冷の場合は、空気の流れの方向や風速。

材質の希望: アルミニウム(A1050、A6063など)、銅などの指定

取り付け方法: ネジ止め、接着、クリップなど

表面処理の希望: 生地のまま利用、アルマイト処理、ニッケルメッキ等

数量と納期: 試作なのか、少量生産なのか、量産なのか。

希望調達納期も、材料選定、加工方法選定を判断するためには重要なポイントで、コストを大きく作用するポイントです。

========

 

カスタムヒートシンクの調達は、適切な設計と製造を行うことで、最適なコストでの調達が可能となります。

弊社では、お客様のニーズにお応えするため、標準的なアルミ押し出し櫛形ヒートシンクへの追加工を行い、無駄な投資を減らす提案を得意としております。

フィン高さ変更、幅詰め、切り欠き、表面処理等、一貫して対応致します。

切削によるケース一体型や、砂型鋳物、ダイカスト、での対応も可能です。

 

ヒートシンクを30年以上取り扱ってきたエキスパートが対応させて頂きます。

お困りごとを一緒に解決させて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

お急ぎの場合、電話でもかまいませんのでご連絡をお待ち申し上げております。

 

=======

 

担当:坪谷(つぼや)

電話:045-633-1056

mail:sales@mspjpn.com

 

 

#アルマイト #アルミ押出し材 #アルミ櫛形ヒートシンク  #ダイカスト  #ヒートシンク #放熱板 #切削加工 #熱伝導度  #熱伝導率  #表面処理  #設計  #カスタムヒートシンク

大型ヒートシンク 124CB244

今回は、あまりお目にかかることのない形状「124CB244」に加工を行いました。

1mで24.25kgもあるので、安全な輸送のための梱包など普段以上に気を使いました。

本来ならドヤ顔で加工品の写真をアップしたいのですが、それは許されるはずもなく・・・
断面だけなら問題ないので

 

124CB244 類似品

124CB244 類似品

 

 

 

 

 

 

 

 

弊社では、標準的な櫛形ヒートシンクの在庫を適宜保有しながら対応させていただいております。

フィン高さ 12、21、30、40

最近お引き合い頂きました例を上げますと
(ご理解頂きやすいように某メーカー様の呼称で表記します)


12BS196

12BS301

20BS146

30BS074

40BS165

 

この様な標準サイズを素に、お客様が設計された形状へと加工致します。

幅詰め、切り欠き、平面精度仕上げ、穴あけ、タップ、タップ強化、通電マスキング、アルマイト、塗装

ヒートシンクの加工を一通りお任せ戴ける体制をとっております。

 

小ロットから対応可能ですので、ヒートシンクでお困りの事があればご連絡下さい。

 

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担当 : 坪谷

電話 : 045-633-1056

Mail : sales@mspjpn.com

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ヒートシンクのコストダウン

引き続き、ヒートシンク関連のお引き合いを多く頂いており感謝申し上げます。

お問い合わせ頂く中での質問で、ザックリまとめると多いのが以下のことです。

 

「どの製法で作るのが安く出来ますか?」

 

ヒートシンクと言っても、形状は様々です。

 

板を曲げただけの放熱板であったり

切削で作り込むような放熱ケースであったり

アルミ押し出し材をカットして穴をあけるだけの櫛形だったり

 

用途によって様々です。

 

回答を、簡単にするならば以下の通りになります。

放熱部の形状が単純で、平面度を極端に要求しないモノと言う前提で

生涯ロットが5,000個を超えるのであれば「アルミダイカスト」にした方が安いです。

 

しかし、コレには落とし穴もあります。

アルミダイカストの標準的な材質である「ADC12」がネックになります。

一口にアルミと言っても、その材質により熱伝導率に大きく差が出ます。

 

参考までに、主要な材質の熱伝導率を確認してみましょう。

(単位:W/m/k)

◯=アルミ板からの切削

◆=アルミ押出し材

▲=アルミダイキャスト材

◎=参考値

 

◯ A5052  138(切削ヒートシンクに多用されている)

◯ A6061  155~184(切削でA5052よりは改善が見込める)

◆ A1050  225(板金物の放熱板に使用)

◆ A6063  209(アルミ押し出し材ヒートシンクに多く利用)

▲ ADC12   92(アルミダイカストのメイン材質)

▲ DMS5   150(アルミダイカスト用高伝導率材質)

▲ HT-1   175(アルミダイカスト用高熱伝導材質)

◎ 金      310 *参考

◎ 銀      420 *参考

◎ 銅       401 *参考

◎ 真鍮    110 *参考

◎ 鉄      50 *参考

ご覧頂いた通り

アルミダイカストに利用するADC12と、アルミ押し出し材に利用するA6063では、2.3倍もの開きがあります。

これは、同じ形状でも放熱性能にその差が反映されるということです。

それを解消するには、アルミダイカストでも熱伝導率の良い材質を選択する必要があるということです。

逆に言えば、ADC12を前提で設計していた部品の小型化も材質変更により可能ということになります。

DMSシリーズやHT-1と言った、純アルミ系のダイカスト用合金は、どのダイカストメーカーでも取り扱っている訳ではありませんし、湯流れの問題などによりそれなりの設計ノウハウを要します。

弊社で、アルミダイカストで放熱性を重視せざるを得ない部品には「HT-1」を推奨しており、取扱実績の中で成形性の面でも確認が取れており、安心して納入できる体制もあります。

また他社ではロット数が1000個以上でないと対応頂けないような案件でも、一定の条件は付きますが、弊社では現場と相談をしながら500個/回レベルでの対応も致しております。

 

とここまで書いておいてなんですが・・・

形状によっては、何万個あってもアルミ押し出し材を切断して使った方が安い場合もあります。

用途や形状、寸法公差など様々な条件を基に総合的に判断し、最適な生産工法の提案をさせて頂きます。

まずは、構想形状の段階で是非ともご相談下さい。

設計が終わってからですと、本来一番安い工法があっても対応できず、高いのモノづくりになってしまう可能性があります。

誰かが損をする安値ではなく、理屈の通る安値を目指し提案させて頂きますので、まずはご連絡下さい。

あらゆる観点から導き出した最適なご提案をさせて頂きます。

本日は、ダイキャストの件をメインにご説明させて頂きました。

アルミ押出し材櫛型ヒートシンクや、大型の切削ヒートシンクについても、放熱部品一筋25年間のベテラン営業マンが対応致します。

放熱関係の部品で、コストダウンでお困りの際には、気軽に問い合わせ下さい。


電話 045-633-1056

FAX 045-633-1051

mail sales<@>mspjpn.com

※お手数ですが、メールの際には@前後の<>を消して送信下さい。

アルミヒートシンクのカスタム

「標準品じゃないんですが、2個だけ欲しいんです」

そう言うお問い合わせを頂く機会が増えています。

そんな時MSPでは標準品の高さを詰めたり、幅を詰めたりして使えないか提案させていただきます。

 

まずは、どの様なサイズが必要なのかご連絡下さい。

それに対応する標準品の近似サイズを探します。

幅詰め等を行った製品で良ければそのままお使いいただけます。

 

もちろん、取り付け穴加工や切り欠きなど必要な加工に表面処理もお任せ頂けます。

 

そのサイズで仕様を満足させることが出来なければ、カスタム品を切削で作る事も可能です。

最適なヒートシンクをお探しであれば、MSPまでご相談下さい。

お気軽にご用命をお待ちしております。

 

 

(お問い合わせ先)
営業担当 : 坪谷・伊藤
HP http://mspjpn.com/
mail sales@mspjpn.com
電話 045-633-1056

 

寒中見舞い

一年で一番寒い時期に差し掛かるにも関わらず、足元のヒーターだけで十分な暖が取れる、快適な新事務所で迎えた2020年も既に15日が過ぎました。

年明け早々バタバタと動き回り、こちらでのご挨拶が疎かになっておりました。

改めまして、皆様方のご健勝を祈念すると共に本年も引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

 

2020年の目標は、「チャレンジ&チェンジ」になります。

その事を忘れないため、毎年恒例の指針熟語を今年も掲げました。

 

2020指針熟語

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自新 :態度や心などを一新する

知新 :新しい知識を得ること

考新 :今までにない新しい考え

斬新 :従来になく新しいこと

日新 :日毎に新しくなること

新進 :ある分野に新たに現れ出たこと

新陳 :新しいことと古いこと

新標 :新しい目標

新芽 :新しく出た草木の芽

新墾 :未開の荒れ地を切り開くこと

 

過去を活かしつつ、過去に縛られること無く、具体的な行動に結びつけて行きたいと思います。

 

ゼロから全く新しい事に取り組むという意味ではなく、今あるリソースの中でブラッシュアップしながら新しい取り組みを行って行くというスタンスになります。

 

例を上げれば、アルミ押し出し材を利用した加工品を採用頂くためにMSPが提案出来る幅を広げたり、ヒートシンクや放熱板についても多くの方々にもっと知って頂くためのプロセスを改善する。

特にヒートシンク関連については需要の高まりを強く感じている中で、専業メーカーのレスポンスが落ちて困っている会社様が増えている事をヒシヒシと感じます。

これに対応するため、汎用技術プラスアルファのネットワークで少量多品種を効率よく生産出来る様に協力会社様と共に受注・生産・納品のプロセスをよりスムーズに行う為のシステムづくりを行います。

 

切削加工品についても最新の5軸加工機で高精度な部品を作らせて頂く事も大切ですが、フライス加工やボール盤に汎用旋盤を上手に活用できる提案を通じ、基礎技術を現場に残す為の受注活動も加速させて行く中で、新しい複合加工ネットワークの構築にも力を入れて行きます。

 

MSPでは最新の加工技術を駆使した高精度部品の生産はもちろんのこと、汎用技術に対するニーズを汲み取り、協力会社が持つシーズをベストマッチさせることがとても大切であると考えております。

汎用技術は派手さはなく、駄物加工などと揶揄される事もありますが、10年後、20年後の為に残していかなければならない技術の一つであるのは間違いないと確信しております。

この取り組みを通じ、この国から減りつつある汎用技術を持つ町工場に仕事を依頼し、廃業などを選択すること無く継続した事業活動をして頂ける為の一翼を担う事が、MSPの担う大切なミッションの一つと思っております。

 

長々と書かせて頂きましたが、創業時に掲げた理念「製造業の役に立ちたい」を具現化すべく2020年も派手さはありませんが愚直に一歩一歩前進して参りたいと思いますので、引き続きご支援とご厚情を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

代表取締役 伊藤昌良

 

 

 

アルミヒートシンクならMSPへお問い合わせ下さい

 

年明け早々から、ヒートシンクに関するお問い合せを多数戴いております。
一例を申し上げますと、アルミ押し出しを利用した設計をされておりました。
断面幅が300mm近くあり、そのまま生産すると金型の投資費用が180万円近辺になると思われる形状です。
生涯ロットを確認させて頂きました所、500個程度だろうと言うお話でした。
このお話をベースで計算しますと金型償却費用で3600円/個となります。
一度金型を作ってしまうと設計変更も容易ではありません。
あらゆる前提条件を踏まえ、MSPからは標準の櫛形ヒートシンクと板金部品の組み立てで部品を作成する案を提示させて頂きました。
総コストはさほど開きがなく、初期投資の必要がなく、設計変更の自由度がアップするメリットがあります。
現在お客様にご検討頂いておりますが、好感触を得ております。
この様に、MSPではお客様が最終的に望まれる要件を加味しながら様々な提案をさせて戴いております。
ヒートシンクの調達でお困り事がありましたら、是非一度お問い合わせ下さい。
長年の知見を踏まえた上で、最適なご提案をさせて戴きます。


皆様からのお問わせをお待ち申し上げております。気軽にご連絡下さい。

 

 

(お問い合わせ先)
営業担当 : 坪谷・伊藤
HP http://mspjpn.com/
mail sales@mspjpn.com
電話 045-633-1056

 

 

アルミ押し出し材を扱った事がない

 

アルミ押出材 LED照明用サポート

アルミ押出材 LED照明用サポート

 

 

 

「アルミ押し出し材を、扱ったことがないんです」

「アルミ押し出し材を、設計したことが無いんです」

 

「それでも、お願いしても大丈夫でしょうか?」

 

ご安心下さい、モチロン大丈夫です!

 

 

 

皆様から数多くのお問い合わせを戴き、誠にありがとうございます。

アルミ押出形材を活用する事は総合的な工数軽減に繋がる場合が多く、他の工法に比べ比較的安価な初期投資で済む為、コストダウン効果が高い工法だと確信し、皆様がご活用戴きやすくする為、MSPでは様々なお手伝いをさせて戴いております。

お問合わせの中には、アルミ押し出し材を扱った事がなく不安なままお問い合わせ戴くご担当者様も多くいらっしゃいます。


でもご安心下さい、設計に不慣れと仰られる方に当社では以下のようにお願いして情報を戴きながら、お客様のご希望を最大限盛り込んだ方向での立ち上げをお手伝いさせて戴きます。

 

・まずお客様がご希望される形状を、そのまま確認させて下さい

→ 製作可否を検討するため

・その形状でどんな機能を持たせたいか?

→ 機能性の付加、軽量化の提案のため

・意匠箇所など、外観に注意する場所はないか?

→ 表面注意個所の設定と、押出し下面の設定のため

・表面処理はどうするか?

→ コストダウンのために、長尺処理が可能か検討するため

・生涯使用量と一回の調達量の設定は?

→ 小ロット対応が必要な場合にアルミ押出しメーカーを選定するため

・納入先

→ 二次加工があれば、輸送費コストを考慮し加工先選定のため

 

このような情報を基に、形状の最適化を計りアルミ押し出しメーカーの選定を行います。

アルミ押し出しメーカーを選択したら、そのアルミ押し出しメーカーで対応可能な形状を考慮して見積り依頼をします。

 

設計に於ける簡単なポイントを幾つか上げさせて戴きます。

・左右対称形状に近い方が良い

・肉厚は均一な方が良い

・最低肉厚は1.2mm以上を希望される事が多い

・極端に狭い隙間は苦手

・精度が0.5mm以下を希望する箇所があるなら要確認

 

アルミ押し出し型材は、500℃近い熱間工程を経て成形されるので、切削加工のような高精度な寸法公差は対応できません。

しかし、アルミ押し出しの特性を活かした設計を行い、精度の必要箇所は2次加工で仕上げる事も可能です。

 

設計変更による活用例もあります

・複数部品を一体化して組立て工数を減らす

・意匠面をアルミ押し出し材でカバーさせ、別部品だったヒンジ等を削減する

・放熱効果を利用し、ヒートシンク形状で放熱機能を持たせた筐体部品設計を行う

・タッピングホール形状を活用しタップ穴の作業工程を削減する

・生産ロットが増えてきたのでブランク形状で押出材を作り、切削量を減らす

・板金部品を押し出し材に置き換える

・生産量減少に伴う、鋳物・ダイキャストからの置き換え

・肉厚の最適化を計り、軽量化に利用する

・量産は海外生産だが、開発は国内で行いたいので試作でアルミ押出し材を作りたい

 

また、よく聞かれるお話の代表例としては

「ロットの問題で躊躇してます」

と言うことです。

 

業界を見渡せば最低ロット300kg以上と言う定石があり、対応の良いメーカーでも100kg無いと駄目ですなどの要求が来ます。

設計の方が高付加価値の部品を設計しても、それを支える素材が調達できずに困っているご苦労を伺っております。

それを踏まえ、お客様のニーズを必死に訴えながら、メーカーを説得し続け特別な協力体制をを引き出し、MSPではロットの概念を壊す事に成功しました。

材質、形状諸々の条件は有るのですが、ロットの問題で他社で断られてMSPに駆け込まれたお客様には、お喜び戴ける結果を残し続けております。

 

「小ロットで出来るのは判った!でも、機能的な検証をする為の試作はどうするればいいのか?」

もちろん、そんなケースもございます。

その際には、あらゆる加工工法の中から最適な工法を選択して、検証にご利用戴ける部品を作成もお任せ下さい。

 

「表面処理もお願いしたいんだけど・・・」

お安い御用です。ご希望の色をご指定下さい。

対応可能な工法でご提案させて戴きます。

 

ワンストップ体制を構築しておりますので、どの様なご希望でもご提示下さい。

 

「設計力を製品開発に活かせないのは、製造業界全体にとって機会損失!」

と考えるMSPは業界の常識に真っ向から戦いを挑みます。

お客様と共に、最適な生産体制を構築する為のお手伝いをさせて戴きます。

 

アルミ押し出し形材の調達でお困りな方は、是非ともお問い合わせ下さい。

きっとお役に立つことが出来ると自負しています。

 

(お問い合わせ先)

営業担当 : 坪谷・伊藤
HP http://mspjpn.com/
mail sales@mspjpn.com
電話 045-633-1056

 

 

 

 

 

 

 

アルミ押し出し材の長尺NC加工


お疲れ様です。代表の伊藤です。
「アルミ押し出し材の小ロット対応」で検索いただき、引き続きお問い合わせを多数頂いております。
素材だけの調達ではなく二次加工に表面処理まで含めたお問い合わせも多く、多くの協力会社様にご協力を戴きながら見積り作業をさせて戴いております。
最近増えているお問合わせは、長尺材のNC加工に関するお問い合わせです。
弊社の協力会社では、5Mまでの長尺材を加工できる設備を複数保有しており、様々なニーズに対応させて戴いております。
材料支給での加工依頼も多く、需要が伸びてきている事を実感します。
アルミ押出形材の長尺NC加工でお困りの際には、是非ともお声がけ下さい。
きっとお役に立つことが出来ると自負しています。
(問い合わせ先)

営業担当 : 坪谷 ・ 伊藤
HP http://mspjpn.com/
mail sales@mspjpn.com
電話 045-633-1056