2024年も早いもので既に6月に入りました。
お疲れ様です。代表の伊藤です。
梅雨も近づき、ジメジメとした季節が目の前に迫っています。
ジメジメした話は気候に限ったことではありません。
円安、物価高を背景に厳しい経営環境に耐えきれず、廃業を選択せざるを得ない町工場が増えています。
そう言う背景があってと思いますが、春以降お困りごとのお問い合わせが続いております。
・材料のことも知らず、図面も読めない会社が多く相談にならなくて困っている。(受注)
・電子部品の開発には優秀な技術者がいるけど、機構部品の設計や調達の出来る社員が居ないから手伝って欲しい。(開発中)
・設計したけど、この加工法を選択すれば良いかわからず、板金加工で良いのに切削加工で作る流れを作られ困っている。(アドバイスして協力会社を紹介)
・スケッチしかないけど相談に乗ってくれるか?(作図し試作を納品)
・小ロットで1個10万円と言われたが妥当かどうか知りたい。(4万円でも利益出ました)
・板金と切削部品でケースを作るのに、組み立て構造を一緒に考えて欲しい。(担当者お悩み中)
MSPは商社ですが、設計からお手伝いさせて頂く事が可能です。
全てを解決できるとは申しませんが、最低でも最適に近い方向性は示せると思います。
ある取引先様とは顧問契約(顧問料あり)を結び技術的なアドバイスをさせて頂きながら、一緒にものづくりをさせて頂いております。
MSPの考えるこれからのものづくりは、組み立て性の向上による総合的なコストダウンを設計段階から考慮する必要が高まっていると考えています。
輸送費の高騰にしても、設計段階から考え1箱の梱包数を増やすこともコストダウンに繋がります。
部品代は数十円上がっても、実際に使用する現場での作業性が良ければ職人さんは自分たちの効率アップになるので選択肢に入れて頂けます。人件費の上昇分を、効率アップで吸収しようという要求は強まる一方だと思います。
3部品を1つにまとめれば組み立て工数の削減になり、発注、受け入れ、在庫、品出し等の管理工数も削減できます。
お問い合わせ頂けた際には、用途を始めとしてしつこく詳細を確認させて頂く事もございます。
それは、より良いものを無駄なく作る事で誰も苦しまずコストパフォーマンスの良い調達につなげて行きたいと言う思いが背景にあるからです。
MSPは「ヤルヤル詐欺」を商売にするつもりはありません。
難しいことへの挑戦する努力は惜しみませんが、簡単に「出来ます」「やります」「がんばります」とは言いません。
長年お経験を踏まえ条件を考慮しながら工法を検討し、用途によっては材質変更を提案し、計画の生涯ロットによっては型投資をオススメする事もあります。
アルミ押出材を有効に活用する形状で提案したり、周辺部品と一緒にダイカストの検討を提案したり、逆に型投資するのは勿体ないと別工法で提案したりします。
切削加工では、図面がマシニングセンタでの加工を前提に書かれていても、細部の設計変更でNC旋盤で対応可能な場合はその様に提案し、大幅なコストダウンを引き出したりします。
兎にも角にも、お客様や協力会社と一緒になって、ものづくりを進めていくスタイルです。
令和の時代にこんな面倒なスタイルを続けていても創業し20年間続けてこられたのは、御理解いただけるお客様と協力会社の支えがあったからなのですが、各方面にメリットをもたらし続けてきた証と自負する部分もございます。
これからも、右から左で不勉強な商社とならないよう精進してまいりますので、よろしくお願いいたします。
代表取締役 伊藤昌良
前略
世界情勢や為替の影響を受け、資源価格の高騰が続いております。
アルミに関してもその流れからは逃れられておりません。
2022年7~9月期のNSP価格が480円/kgでした。
2020年頃に比べれば倍になっておりました。
相場モノですから、思惑含みで常に先物価格は変動していきます。
弊社が創業した2004年当時のNSPは220円kg位だったかと記憶しております。
さて、2023年7~9月のNSP価格が決まりました。
10円/kg下がって 390円/kg となります。
個人的なこの先の見通しとしては、年内は同じくらいのレベルで推移するのではないでしょうか。
余程の変動要因がなければ上昇に転じる可能性は低いと思われます。
弊社でも、アルミ押し出し形材などのアルミ材を扱っているので相場は常に気にかけております。
特にヒートシンク・放熱板などアルミの放熱特性を生かした製品のご注文が増えてきており、地金価格の推移による材料比率アップは困るのでどうにか落ち着いて欲しい物だと思います。
草々
代表 伊藤
今回はヒートシンク案件でのお問い合わせを頂きました。
「サイズは大きく出来ないけど性能を向上させたい」
と言うご要望です。
材質を純アルミ系にすれば性能は上がるけど、その前に出来ることはまだあります。
現行品を活かした単純工法を提案しました。
お客様の社内で検討した結果
と連絡があったので、GW明けから取り掛かります。
MSPには、30年以上積み重ねてきた様々な工法に対する経験と知見があります。
ヒートシンクと言っても、様々な方法で作られます。
アルミ押し出し材を活用した櫛形ヒートシンク
アルミや銅の板を利用した放熱板タイプ
鋳物やダイカスト工法で作るヒートシンク
ブロックから削り出す工法のヒートシンク
各工法の美味しい所が使える様に提案するのが、MSPの仕事です。
設計初期段階よりお手伝いさせて頂くことにより、その美味しい部分を最大限活かし無駄なコストを排除してメリットのある調達に結び付けて頂きたいと思っております。
ヒートシンクに限らず、MSPでは各工法に美味しい部分を利用して頂きたいので積極的に使用環境などを確認させて頂きます。
「他の商社はそんな事聞いてこないよ!」とお叱りを受けることもありますが、右から左に流すだけの仕事をするつもりはないので、お叱りを受けても聞くようにしております。
そんな面倒臭い系の技術商社で良ければ、お困りごとをご相談下さい。
様々な工法の協力会社とタッグを組み、必ずお役に立てる提案が出来ると思います。
お問い合わせをお待ちしております。
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担当 : 坪谷
電話 : 045-633-1056
Mail : sales@mspjpn.com
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今回は、あまりお目にかかることのない形状「124CB244」に加工を行いました。
1mで24.25kgもあるので、安全な輸送のための梱包など普段以上に気を使いました。
本来ならドヤ顔で加工品の写真をアップしたいのですが、それは許されるはずもなく・・・
断面だけなら問題ないので
124CB244類似品
弊社では、標準的な櫛形ヒートシンクの在庫を適宜保有しながら対応させていただいております。
フィン高さ 12、21、30、40
最近お引き合い頂きました例を上げますと
(ご理解頂きやすいように某メーカー様の呼称で表記します)
12BS196
12BS301
20BS146
30BS074
40BS165
この様な標準サイズを素に、お客様が設計された形状へと加工致します。
幅詰め、切り欠き、平面精度仕上げ、穴あけ、タップ、タップ強化、通電マスキング、アルマイト、塗装
ヒートシンクの加工を一通りお任せ戴ける体制をとっております。
小ロットから対応可能ですので、ヒートシンクでお困りの事があればご連絡下さい。
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担当 : 坪谷
電話 : 045-633-1056
Mail : sales@mspjpn.com
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引き続き、ヒートシンク関連のお引き合いを多く頂いており感謝申し上げます。
お問い合わせ頂く中での質問で、ザックリまとめると多いのが以下のことです。
「どの製法で作るのが安く出来ますか?」
ヒートシンクと言っても、形状は様々です。
板を曲げただけの放熱板であったり
切削で作り込むような放熱ケースであったり
アルミ押し出し材をカットして穴をあけるだけの櫛形だったり
用途によって様々です。
回答を、簡単にするならば以下の通りになります。
放熱部の形状が単純で、平面度を極端に要求しないモノと言う前提で
生涯ロットが5,000個を超えるのであれば「アルミダイカスト」にした方が安いです。
しかし、コレには落とし穴もあります。
アルミダイカストの標準的な材質である「ADC12」がネックになります。
一口にアルミと言っても、その材質により熱伝導率に大きく差が出ます。
参考までに、主要な材質の熱伝導率を確認してみましょう。
(単位:W/m/k)
◯=アルミ板からの切削
◆=アルミ押出し材
▲=アルミダイキャスト材
◎=参考値
◯ A5052 138(切削ヒートシンクに多用されている)
◯ A6061 155~184(切削でA5052よりは改善が見込める)
◆ A1050 225(板金物の放熱板に使用)
◆ A6063 209(アルミ押し出し材ヒートシンクに多く利用)
▲ ADC12 92(アルミダイカストのメイン材質)
▲ DMS5 150(アルミダイカスト用高伝導率材質)
▲ HT-1 175(アルミダイカスト用高熱伝導材質)
◎ 金 310 *参考
◎ 銀 420 *参考
◎ 銅 401 *参考
◎ 真鍮 110 *参考
◎ 鉄 50 *参考
ご覧頂いた通り
アルミダイカストに利用するADC12と、アルミ押し出し材に利用するA6063では、2.3倍もの開きがあります。
これは、同じ形状でも放熱性能にその差が反映されるということです。
それを解消するには、アルミダイカストでも熱伝導率の良い材質を選択する必要があるということです。
逆に言えば、ADC12を前提で設計していた部品の小型化も材質変更により可能ということになります。
DMSシリーズやHT-1と言った、純アルミ系のダイカスト用合金は、どのダイカストメーカーでも取り扱っている訳ではありませんし、湯流れの問題などによりそれなりの設計ノウハウを要します。
弊社で、アルミダイカストで放熱性を重視せざるを得ない部品には「HT-1」を推奨しており、取扱実績の中で成形性の面でも確認が取れており、安心して納入できる体制もあります。
また他社ではロット数が1000個以上でないと対応頂けないような案件でも、一定の条件は付きますが、弊社では現場と相談をしながら500個/回レベルでの対応も致しております。
とここまで書いておいてなんですが・・・
形状によっては、何万個あってもアルミ押し出し材を切断して使った方が安い場合もあります。
用途や形状、寸法公差など様々な条件を基に総合的に判断し、最適な生産工法の提案をさせて頂きます。
まずは、構想形状の段階で是非ともご相談下さい。
設計が終わってからですと、本来一番安い工法があっても対応できず、高いのモノづくりになってしまう可能性があります。
誰かが損をする安値ではなく、理屈の通る安値を目指し提案させて頂きますので、まずはご連絡下さい。
あらゆる観点から導き出した最適なご提案をさせて頂きます。
本日は、ダイキャストの件をメインにご説明させて頂きました。
アルミ押出し材櫛型ヒートシンクや、大型の切削ヒートシンクについても、放熱部品一筋25年間のベテラン営業マンが対応致します。
放熱関係の部品で、コストダウンでお困りの際には、気軽に問い合わせ下さい。
電話 045-633-1056
FAX 045-633-1051
mail sales<@>mspjpn.com
※お手数ですが、メールの際には@前後の<>を消して送信下さい。