『切削加工』アーカイブ | MSPブログ

アルミヒートシンク

アルミ櫛型 ヒートシンク
アルミ櫛型 ヒートシンク

先日、アルミ押出し材を活用したヒートシンク(放熱板)のお引き合いを戴きました。

 

幅広なアルミ押出し形材の素材を少量で調達し、ヒートシンク(放熱板)の加工が得意な協力会社に加工を委託します。

少量で素材を調達できるルートも確立しております。

ヒートシンク専業メーカーから調達されていて、何か不都合な点がある場合には一度お問い合わせ戴ければと思います。

もちろん、小ロット生産にも喜んで対応させて戴きます。

試作から量産まで、アルミ押出形材を利用したヒートシンク(放熱板)の調達はMSPにお任せ下さい。

 

 

モノづくりには基礎情報が必要

この話、秘密保持契約の関係で詳細は書けないのが残念だ。

 

今、追いかけている様々な仕事の中で、五感的な評価が下される商品がある。

旋盤で削ったアルミに、ショットブラストを掛けて、染色アルマイトをするって内容なんだけど。

形状も厄介だし、ショットの目が細かいから下地が大事だし、アルマイトの色調は中間色。

これ書くだけで、判って戴ける人には判って戴ける厄介さが含まれている。

 

そして、この商品の見積り経緯がこれまた厄介。

中国で既に生産している商品で、五感的な不良で3割近く捨てなくてはならないので、

その費用やらなんやらを考えると日本で品質の安定した製品を調達した方が良いと判断したまではいいのだが・・・

中国価格がベースの為、3割の不良があっても普通にやったら勝ち目は無い。

 

そこで、我が優秀な切削・ショットブラスト・アルマイトの各協力会社に、我々のレベルの高さを見せてやろうと気合を入れて見積りに臨んだ。

一回の切り込み量を増やしても面粗度を落とす事無く出来る切削条件にギリギリまで条件を上げ、様々なノウハウを駆使してタイムを短縮した。

ショットブラストも、外観注意品を多く扱っている協力会社で効率のよい方法を考えてもらった。

アルマイトも、色差の品質管理に関しては信頼のおける協力会社だから心配は無いし、コストも相当協力してくれた。

素材についても、客先が指定して来た材質よりも品質を落とさずにコスト競争力のある材質を提案する事によってトータルコストを下げる事が出来た。

それらを取りまとめ、見積りを作成し客先に提出。 その評価は「いい線です」と戴いた。

 

思いっきり手前味噌だが・・・ あの形状で あの表面処理で あのコスト そりゃ~、今回のユニットが組めた時点で今回の評価は想定の範囲内。

それもこれも、お客様の担当の方が面倒くさがる最終ユーザーに対して根気強く情報収集を行ってくれた事が最大の功績なのだけど。。。

最終ユーザーが本当に困っているのであれば、中国とのトータルコストの差は不良率を加えれば大した事が無いだろうから、日本に戻すだろう。

戻す決断さえして頂ければ、我々のユニットが選択される可能性は非常に高い。

判断は、2月中に出るだろう。 今回は競争相手が中国だけに、どんな手段を講じて来るか判らないが、我々としては精一杯の見積りを出せたとの自負はある。

お客さまからも「これに限らず今後もお手伝い願いたい」とのお言葉を戴いたので、ベストを尽くした甲斐があった。

後は、果報は寝て待てだ!

 

MSPは、仕事に応じた協力会社のユニットを編成し、お客さまにとって最良の連携を作り上げる事によって、期待にお応えする体制を整えています。

中国製の品質でお悩みの方は、一度お問い合わせください。

MSPは、最良の解決法でお応え致します。

お引き合い事例

最近お引き合い戴いている、量産案件の一部です。

 

・LDE照明用放熱フレーム

設計段階よりお手伝いさせて戴きました。 マシニングセンタによる後加工と、表面処理まで担当させて戴いております。

 

・基盤用放熱プレート

設計段階よりお手伝いさせて戴き、量産検証用切削試作を経て、量産立ち上げ期間のつなぎ生産分を切削加工で対応し、量産品はマシニングセンタによる後加工までお任せ戴いております。

 

・地球温暖化抑制商品

詳細は申し上げられませんが、構想段階から強度計算等のお手伝いをさせて戴いております。

 

・空圧部品

旋盤加工とマシニングセンタの複合加工が必要で、クロス穴のバリ取りのノウハウが必要な案件。 コストダウンを御希望されていたので、当方より提案させて戴き14%のコストダウン達成。

 

・建材部品

開発商品で、設計段階よりお手伝いさせて戴き、量産化。 グッドデザインにノミネートされた商品で、マシニングセンタによる加工難易度も高い部品です。

 

・made in Japan

中国で量産しているが、高級品を国内生産で作りたいと言うご要望。 外観品質が厳しい上に、コスト要求も厳しい案件でしたがどうにかクリア。 皆様の目に触れる可能性の高い商品に採用いただいております。

 

・輸送機部品

開発商品で、設計段階よりお手伝いさせて戴き、量産化。 Co2削減に寄与する部品として、地球環境にやさしいモノづくりのお手伝いもさせて頂いております。

 

・マグネシウム加工部品

設計段階よりお手伝いさせて戴き、量産検証用切削試作を経て量産立ち上げ前段階まで進展、量産品はマシニングセンタによる後加工までお任せ戴いております。 これ以外にも、研究開発段階でロットの壁でお困りの研究機関などからの引き合いも多く頂いております。 設計開発から素材調達、追加加工、表面処理、仮組み付けまで一貫したサプライ体制で、皆様のお役にたてる様努力しております。

アルミ押出し材の提案も出来ます

海外メーカーの日本法人の方々へ・・・ 弊社では、押し出し形材のデザインや設計までを含めた受注体制があります。

ユーザーからの日本仕様を要求され、本国では対応できないような案件があれば、是非ご相談下さい。

簡単な電気配線などまでなら、組み立て可能です。 国内のパートナーとして、日本法人の営業体制をバックアップさせて戴きます。

 

小さい会社だからこそ出来る小回りとフットワーク。

そして、優秀な加工メーカーとの連係プレー。

 

あらゆる要望にワンストップで対応します。

マグネシウムの素材から2次加工までを一括供給

MSPは、マグネシウム素材製造メーカーと連携し、マグネシウム関連部品の加工も手掛けております。

 

一般的に、高コスト・燃えるなどのイメージを持たれやすいマグネシウム合金ですが、その特性を生かせば付加価値の高い商品開発が可能となります。

 

MSPは、Mg合金を利用した商品開発委のサポートを通して、日本でしか出来ないモノづくりのサポートをさせて戴けたらと考えております。

 

 

<マグネシウムの特性>

 

・実用金属としては、最も軽い材料です(比重 Mg1.8 Al2.7 Fe7.9)

 

・比強度、比剛性が鋼やアルミニウムより優れています(同重量ならアルミや鉄よりも強度や剛性を高められます)

 

・実用金属中最大の振動吸収性を有しています(駆動部品の振動を減らす事が出来ます)

 

・切削性に優れています(理論上Feを100とした場合、Al 29% Mg 16%の要動力指数となります)

 

・耐くぼみ性がすぐれています(変形に対する抵抗力が強い為、衝撃による窪みが生じにくい)

 

・温度や時間が変化しても寸法変化が少ない(放熱特性が良いので内部熱を効率的に放出します)

 

・高い電磁波シールド性(Mgのシールド性は、樹脂にメッキをした場合に比べて高い)

 

<想定用途>

・モバイル機器の筐体(軽量化・耐くぼみ性・シールド性)

・液晶パネルの背面ケース(高比強度・高比剛性)

・内部が高温となるPCやプロジェクタの部品(高放熱性)

・HDDのピックアップ(振動・衝撃吸収性)

 

など、軽量化だけでなくMgの特性が必要な部品に利用されています。

 

MSPでは、これから特に「振動・衝撃吸収性」の性能を生かせる部品の需要が増してくるのでは無いかと考えております。

 

Mgを利用した部品開発をご検討されておられましたら、是非お声掛け下さい。

素材製造メーカーと共に、お手伝いさせて戴きます。

 

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