ダイカスト

アルミ鋳物 切削ヒートシンク
アルミ鋳物からの切削ヒートシンクは、当社へお任せ下さい。
鋳物素材の調達、切削加工、表面処理、ネジ孔強化ナット組み込みまで一貫し、一個からでも対応可能です。
ヒートシンクに求められる放熱性能をクリアする為、高熱伝導率素材(HT-1等)の鋳物も対応しております。量産を前提とした試作の場合は、ADC12からの切削も行っております。
「ネジ孔強化ナット」に関しては、イリサート(R)を推奨しております。
従来一般的に使用されて来た「ヘリサート」に比べ、ピッチ飛び、タング折り時に発生しやすいスプリングの変形などが起こらず、安定的に高強度・高精度な補強が可能で、弊社内においてロックタイトも塗布し確実な挿入作業を行います。
また、表面処理に関しては鋳物の処理を得意とする協力会社と協業し対応しており、指定箇所には丁寧にマスキング処理を行い通電性を確保する事も対応しております。
さまざまなご要求にお応えずべく、各工程ごとにスペシャリストと言える協力会社と連携し、対応させて戴きます。
アルミ押出し材を利用した櫛型ヒートシンク、アルミ板材から削りだす全切削ヒートシンク、量産のアルミダイカストヒートシンク、板金加工による放熱板等々、アルミに限らず無酸素銅を利用した高効率ヒートシンクなど、放熱性能を必要とされる部品を一貫して対応させて戴きます。
「どんなことが出来るのか聞きたい」「こんな事が出来ないか?」「従来品のコストダウン方法は無いか?」という方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
お急ぎの方は、迷わずお電話下さい。
四半世紀ヒートシンク一筋、ベテランの技術営業担当が皆様の疑問にお答え致します。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
(お問い合わせ先)
放熱関係営業担当 : 坪谷(ツボヤ)
HP http://mspjpn.com/
mail sales@mspjpn
電話 045-633-1056
FAX 045-633-1051
2015年11月4日 10:00 AM | カテゴリー:ASSY加工, アルミ押出し材, ダイカスト, ヒートシンク・放熱板, 切削加工, 協力メーカー 技術紹介, 材料について, 社内加工, 表面処理, 難削材について
代表の伊藤です。
最終日なので、一年を振り返って見たいと思います。
2014年は、消費税増税や急激な円安と、環境の変化に翻弄された一年でした。
また、創業10年という節目の年でもありました。
そういった背景で、新しいお取引先様と数多くのご縁を戴け、新たな方向性を見い出せたのでは無いかと感じております。
大手のお取引先様からの引き合いが多く、開発品でお声掛け戴ける事が多かったのも印象に残っています。
またデザイナー様からお問合せを戴き、プロジェクトマネージャー的な役割を担わせて戴いた事も大変勉強になったと思っております。
弊社の一押し商材である、アルミ押出し材を中心とした営業活動の中であっても、製品の付帯部品で切削品があったり樹脂部品があったり ゴム部品やネジも弊社にお引き合い戴け、MSPの調達システムを想像以上にお使い戴けたことにも感謝しております。
周囲からは「何屋だか判らない」と笑われる有り様ですが、それがMSPの強味であると自負しております。
アルミ押出し材の派生で、今年はアルミヒートシンクの受注にも注力して来ました。
社員の努力の甲斐あって、アルミヒートシンク・放熱板でも新しいお取り引き先が増えました。
アルミヒートシンクにつきましても、より充実させた体制を構築し、皆様のご要望にお応え出来るように致します。
この様な結果が出せましたのも、皆様のご理解とご協力があっての事と心から感謝申し上げます。
来たる2015年はまた新たな一歩を踏み出すべく「道」と言う幹事をキーワードに据え、業務に邁進して参りたいと思います。
一年間、本当にありがとうございました。
皆様にとって、残り少ない2014年が益々充実される事と、来たる2015年がより一層輝かしい一年となります様にご祈念申し上げます。
良いお年をお迎えください。
2014年12月26日 4:10 PM | カテゴリー:アルミ押出し材, ゴム製品, ダイカスト, ヒートシンク・放熱板, 代表のメッセージ, 切削加工, 表面処理
最近多いお問い合わせの中に、ヒートシンクを始め放熱性能を必要と
する部品があります。
一概にアルミといってもさまざまな材質があって、それぞれで
熱伝導率が異なります。
という事で、材質ごとの熱伝導率をまとめて見ます。
(単位:W/m/k)
◯=アルミ板からの切削
◆=アルミ押出し材
▲=アルミダイキャスト材
◎=参考値
◯ A5052 138
◯ A6061 155~184
◆ A1050 225
◆ A6063 209
▲ ADC12 92
▲ DMS1 210
▲ DMS3 150
▲ DMS5 150
▲ HT-1 175
◎ 金 310 *参考
◎ 銀 420 *参考
◎ 銅 401 *参考
◎ 真鍮 110 *参考
◎ 鉄 50 *参考
以上の様に、実用的な材料で行くと銅を利用する事が熱伝導率の
面で考えれば良いのですが、軽量化や材料費や加工費に起因する
コストの問題がある為に、一般的には放熱版と言えばアルミを利用
するケースが多いです。
しかし、アルミの中でも大量生産となるとADC12のダイキャストを
選ばれることも多いのですが、MSPでは放熱性能が必要との指示が
ある場合、適切な材質をご提案し小型軽量化のお手伝いもさせて
戴いております。
また、ダイキャストという部分で言えば、イニシャルコストの削減も
大切なコストダウンと理解しておりますので、ホットチャンバー方式の
ダイキャスト品を提案します。
ホットチャンバー方式は、型の締結圧力が低く、金型寿命が
コールドチャンバー方式よりも3倍程度長い為金型償却の観点で
有利になる点と、寸法精度が出やすい為に、後加工費の削減も
行える利点がります。
形状にもよりますが、年間5000個程度あればメリットがあると思います。
本日は、ダイキャストの件をメインにご説明させて頂きましたが
アルミ押出し材櫛型ヒートシンクや、大型の切削ヒートシンクについても
放熱板一筋20年間のベテラン営業マンが対応致します。
放熱関係の部品で、コストダウンでお困りの際には、気軽に問い
合わせ下さい。
電話 045-633-1056
FAX 045-633-1051
mail sales<@>mspjpn.com
※お手数ですが、メールの際には@前後の<>を消して送信下さい。
2013年7月12日 8:30 AM | カテゴリー:アルミ押出し材, ダイカスト, 加工豆知識, 協力メーカー 技術紹介, 材料について
MSPでは、比較的小さなサイズの超量産用部品に、ホットチャンバー方式ダイカストでの生産検討もお薦めしております。
一例を上げると、放熱性能が必要な部品の場合、コールドチャンバー方式ではなく、ホットチャンバー方式は、ADC12に比べ熱伝導率の高い合金を選択することが出来ます。
また、製品精度が高い成形が可能なので、追加工の必要がない設計であれば様々な切り口でのコストダウンが可能です。
もう一つの利点としては、型寿命が長い為に償却費用低下によるランニングコストの削減にも寄与します。
型更新の際には、ロット低減も含め一度ご検討戴ければと思います。
新規での型製作の場合、ADC12,AZ91D,ZDC-2と言う3種類での試作も可能です。(量産の場合は、1型1合金のみとなります)
<ホットチャンバー方式の特徴>
ホットチャンバー方式は、溶解炉と鋳造機が一体になっており、溶湯を効率よく金型へ圧入できます。
・小型製品の鋳造に向いている。
・コールドチャンバーと比較して、鋳造サイクルが短い。
・溶湯温度が安定している。
・低圧力の為、金型に負担が少ない。
・大型製品の鋳造には向いていない。
・対応金属、アルミニウム(ADC12)、マグネシウム(AZ91D)、亜鉛(ZDC-2)
2013年6月13日 12:32 AM | カテゴリー:ダイカスト, 亜鉛ダイカスト
« 前のページ