アルミ押出し形材の製造工程
現場を見て戴くのが一番なのですが。。。
「ボーキサイト」
採掘(赤褐色の鉱石)
「アルミナ」
精製(アルミ1トンに対し2トン必要)
「アルミ地金」
インゴットに鋳造(ほぼ輸入に頼っている)
「溶解炉で新地金と添加剤を溶湯し成分調整」
インゴットを製造(電信柱の様な形状)
「均質化熱処理」
押し出しに組織を均質化する事で生産性を最適化
「ビレットへ切断」
製品に合わせて所定サイズに切断
「ビレットを加熱」
400~550℃位の半凝固状になる温度で加熱
「押出しダイスの加熱」
410~550°位の温度まで加熱しコンテナーにセット
「押出し」
40~50mの管・棒・異形材に押出
「ストレッチ」
押出し後の曲がりを矯正する工程
「切断」
4m前後の任意長さに切断
「熱処理」
合金特性を出す為に熱処理
「検査」
指定の形状・強度に仕上がっているか確認
「表面処理」
お客様の仕様に合わせて処理
「梱包」
輸送途上での傷を防止する為に様々な緩衝材を使用
「出荷」
お客様の指定場所へ向けて出荷 素材の工程はここまでです。
この後に、お客様の希望する形状に加工工程が入ります。
各メーカーの押し出し工程を紹介したHPです。
興味のある方は、クリックして進んでください。
(順不同)
2013年1月18日 8:00 AM | カテゴリー:アルミ押出し材