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熱伝導率

アルミヒートシンクならMSPへお問い合わせ下さい

 

年明け早々から、ヒートシンクに関するお問い合せを多数戴いております。
一例を申し上げますと、アルミ押し出しを利用した設計をされておりました。
断面幅が300mm近くあり、そのまま生産すると金型の投資費用が180万円近辺になると思われる形状です。
生涯ロットを確認させて頂きました所、500個程度だろうと言うお話でした。
このお話をベースで計算しますと金型償却費用で3600円/個となります。
一度金型を作ってしまうと設計変更も容易ではありません。
あらゆる前提条件を踏まえ、MSPからは標準の櫛形ヒートシンクと板金部品の組み立てで部品を作成する案を提示させて頂きました。
総コストはさほど開きがなく、初期投資の必要がなく、設計変更の自由度がアップするメリットがあります。
現在お客様にご検討頂いておりますが、好感触を得ております。
この様に、MSPではお客様が最終的に望まれる要件を加味しながら様々な提案をさせて戴いております。
ヒートシンクの調達でお困り事がありましたら、是非一度お問い合わせ下さい。
長年の知見を踏まえた上で、最適なご提案をさせて戴きます。


皆様からのお問わせをお待ち申し上げております。気軽にご連絡下さい。

 

 

(お問い合わせ先)
営業担当 : 坪谷・伊藤
HP http://mspjpn.com/
mail sales@mspjpn.com
電話 045-633-1056

 

 

アルミ押し出し材を扱った事がない

 

アルミ押出材 LED照明用サポート

アルミ押出材 LED照明用サポート

 

 

 

「アルミ押し出し材を、扱ったことがないんです」

「アルミ押し出し材を、設計したことが無いんです」

 

「それでも、お願いしても大丈夫でしょうか?」

 

ご安心下さい、モチロン大丈夫です!

 

 

 

皆様から数多くのお問い合わせを戴き、誠にありがとうございます。

アルミ押出形材を活用する事は総合的な工数軽減に繋がる場合が多く、他の工法に比べ比較的安価な初期投資で済む為、コストダウン効果が高い工法だと確信し、皆様がご活用戴きやすくする為、MSPでは様々なお手伝いをさせて戴いております。

お問合わせの中には、アルミ押し出し材を扱った事がなく不安なままお問い合わせ戴くご担当者様も多くいらっしゃいます。


でもご安心下さい、設計に不慣れと仰られる方に当社では以下のようにお願いして情報を戴きながら、お客様のご希望を最大限盛り込んだ方向での立ち上げをお手伝いさせて戴きます。

 

・まずお客様がご希望される形状を、そのまま確認させて下さい

→ 製作可否を検討するため

・その形状でどんな機能を持たせたいか?

→ 機能性の付加、軽量化の提案のため

・意匠箇所など、外観に注意する場所はないか?

→ 表面注意個所の設定と、押出し下面の設定のため

・表面処理はどうするか?

→ コストダウンのために、長尺処理が可能か検討するため

・生涯使用量と一回の調達量の設定は?

→ 小ロット対応が必要な場合にアルミ押出しメーカーを選定するため

・納入先

→ 二次加工があれば、輸送費コストを考慮し加工先選定のため

 

このような情報を基に、形状の最適化を計りアルミ押し出しメーカーの選定を行います。

アルミ押し出しメーカーを選択したら、そのアルミ押し出しメーカーで対応可能な形状を考慮して見積り依頼をします。

 

設計に於ける簡単なポイントを幾つか上げさせて戴きます。

・左右対称形状に近い方が良い

・肉厚は均一な方が良い

・最低肉厚は1.2mm以上を希望される事が多い

・極端に狭い隙間は苦手

・精度が0.5mm以下を希望する箇所があるなら要確認

 

アルミ押し出し型材は、500℃近い熱間工程を経て成形されるので、切削加工のような高精度な寸法公差は対応できません。

しかし、アルミ押し出しの特性を活かした設計を行い、精度の必要箇所は2次加工で仕上げる事も可能です。

 

設計変更による活用例もあります

・複数部品を一体化して組立て工数を減らす

・意匠面をアルミ押し出し材でカバーさせ、別部品だったヒンジ等を削減する

・放熱効果を利用し、ヒートシンク形状で放熱機能を持たせた筐体部品設計を行う

・タッピングホール形状を活用しタップ穴の作業工程を削減する

・生産ロットが増えてきたのでブランク形状で押出材を作り、切削量を減らす

・板金部品を押し出し材に置き換える

・生産量減少に伴う、鋳物・ダイキャストからの置き換え

・肉厚の最適化を計り、軽量化に利用する

・量産は海外生産だが、開発は国内で行いたいので試作でアルミ押出し材を作りたい

 

また、よく聞かれるお話の代表例としては

「ロットの問題で躊躇してます」

と言うことです。

 

業界を見渡せば最低ロット300kg以上と言う定石があり、対応の良いメーカーでも100kg無いと駄目ですなどの要求が来ます。

設計の方が高付加価値の部品を設計しても、それを支える素材が調達できずに困っているご苦労を伺っております。

それを踏まえ、お客様のニーズを必死に訴えながら、メーカーを説得し続け特別な協力体制をを引き出し、MSPではロットの概念を壊す事に成功しました。

材質、形状諸々の条件は有るのですが、ロットの問題で他社で断られてMSPに駆け込まれたお客様には、お喜び戴ける結果を残し続けております。

 

「小ロットで出来るのは判った!でも、機能的な検証をする為の試作はどうするればいいのか?」

もちろん、そんなケースもございます。

その際には、あらゆる加工工法の中から最適な工法を選択して、検証にご利用戴ける部品を作成もお任せ下さい。

 

「表面処理もお願いしたいんだけど・・・」

お安い御用です。ご希望の色をご指定下さい。

対応可能な工法でご提案させて戴きます。

 

ワンストップ体制を構築しておりますので、どの様なご希望でもご提示下さい。

 

「設計力を製品開発に活かせないのは、製造業界全体にとって機会損失!」

と考えるMSPは業界の常識に真っ向から戦いを挑みます。

お客様と共に、最適な生産体制を構築する為のお手伝いをさせて戴きます。

 

アルミ押し出し形材の調達でお困りな方は、是非ともお問い合わせ下さい。

きっとお役に立つことが出来ると自負しています。

 

(お問い合わせ先)

営業担当 : 坪谷・伊藤
HP http://mspjpn.com/
mail sales@mspjpn.com
電話 045-633-1056

 

 

 

 

 

 

 

謹賀新年

2017年目標の漢字

2017年目標の漢字

謹賀新年

新年明けましてあめでとうございます。

旧年中は、ひとかたならぬご配慮を賜り厚く御礼申し上げます。

皆様におかれましても、天候にも恵まれ健やかな年明けを迎えられたのでは無いかと推察しております。

無事2017年を迎えられましたのも、ひとえに皆様のご好意の賜物と心より御礼もうし上げますと共に、より一層皆様のお役に立てる営業スタイルを目指して精進して参ります。

 

 

MSPの2017年の目標を一文字で表すシリーズで「断」が選ばれました。

参考までに、2016年は「生」、2015年は「道」2014年は「進」でした。

それぞれの年に、それぞれの言葉を胸に進んでまいりました。

2017年のMSPは次のステージに向け、ニッチな世界ではありますが小さくて大きな一歩を踏み出します。

素材調達、二次加工、表面処理、組付けでアルミ押し出し材に関わる全てのワンストップで対応させて戴くだけでなく 、その周辺部品にご利用されている加工部品も含め、より積極的に受注活動を展開して参る所存です。

また様々な背景から昨年までは遠慮をしていた業界にも、社員と協議を重ね足を一歩踏み入れる事と致しました。

MSPの優秀な協力会社のポテンシャルを最大限活かす為にも、是非ともチャレンジしていかなければならない業界だと思っています。

これはある意味で「継」に通ずることで、「決断を下す」「継続させる」「無駄な気遣いを断捨離」する事になるのだと思います。

残念ながら、創業2004年のMSPは、歴史、規模、資金力のどれをとっても、老舗の商社に敵うものはありません。

しかし、老舗商社にないMSPならではのストロングポイントがあります。

それは、協力会社の経営者仲間はみな若く、まだまだ現役でビシビシと仕事をしなければならない点です。

創業者もいれば、二代目、三代目の経営者で、40代を中心として、チャレンジングスピリットに溢れる、お金や仕事だけでは繋がる事の出来ない仲間がいます。

お互いが切磋琢磨し、日本の製造業を盛り上げようと真剣に考える仲間ばかりです。

この仲間がいる限り、今年の目標をクリアするのは容易いと確信しております。

また、弊社社員が昨年末から立ち上げていた案件も順調に推移しているので、その楽しみが目白押しです。


創業14年目を迎える時期になっても、貧乏暇なしに変わりはありませなが、14年目も一所懸命頑張りますので皆様からの暖かいご指導ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。

末筆となりましたが、皆様のご健康とご多幸、商売繁盛をお祈り申し上げます。


株式会社エムエスパートナーズ
代表取締役  伊藤昌良

MSPは、面倒な商社です

いつも、MSPブログに訪問頂きありがとうございます。

もう9月ですね。代表の伊藤です。

今日は、チョットへそ曲がりな投稿になります。

今回は「MSPは、面倒な商社です」と言う、???題名です。

 

PRが目的なのに、「面倒」なんて書いたら駄目でしょ!

普通は、そう思いますよね。

 

しかし、MSPは本当に面倒な技術商社なんです。

特に、初めてのお客様に対してはその傾向が高いです。

 

その理由は簡単です。

初めてのお客様は、当社を美味しく使う方法をご存じないからです。

MSPには素晴らしい協力会社から多くのサポートを受けながら営業活動

をさせて戴いております。

この協力会社群は、それぞれ特色があります。

同じ工法を採用していても、一番美味しい部分は千差万別です。

 

お客様が今まで経験された方法を基に設計された部品を、MSPでも

同じ様にご希望のコストで対応できるかはまた別の話です。

 

また、MSPは以下の様な公式でお客様へ最大限の付加価値をご提供

出来る様に努めております。

お客様 x (協力会社 x MSP) = 無限の可能性

 

この公式の大切な部分は、お客様も一緒に入っていると言うことです。

お客様のご協力無くして無限の可能性を追求する事は不可能です。

我々側だけで追いかける可能性は、ある意味において・・・

MSP側でも、お客様側でも、勝手に自己満足活動しているだけです。


三人寄らば文殊の知恵ではないですが、この公式には三人(社)が

入っているので色々な知恵が湧いてきて当たり前なのです。


どうか、一緒に考えさせて下さい。

どうか、一緒に考えて下さい。


我々は、お客様の喜びが無い限り、売上も利益も得られないと言う事を

身に沁みて感じております。

決して騙すとかそんな姑息な事はしません。

三社がバランスよく利益を得る中で、お客様の力が最大化する方法を

必死に考え提案させて戴きます。

なので、考えるための情報を出来るだけ沢山下さい。

情報が少ない依頼は、その仕事に対する入れ込み方が少ないのでは

無いでしょうか?

我々は常に全力で受注する為に考動します。

なので「見積りだけ取ろう!」的なニュアンスはどんなにオブラートに

包んでも感じてしまうんです。

また、情報が少なくても受注出来てしまった案件は、高い確率で

クレームが発生したりします。これは当然の結末ですね。

 

世の中では、景気悪化に伴いエゴ見積りが飛び交い始めました。

少しでも安ければ、他社へ転注する為の見積りです。

義理人情は通じない時代なのは知ってます。

でも・・・

MSPは、明確な理由のない既存品の見積りはお断りしています。

仮にコストダウンしたいのであれば、目標コストを提示して頂く様に

依頼します。

既存品には当然ながら現行コストがあり、コストダウン要求には

目標コストがある筈です。

コチラは、品質と納期をそのコストでクリア出来るか検討するのが

後々に問題を残さない検討方法です。

なので、指し値のない現行品切り替え見積りはお断りです。

それが例えP社やT社だとしても、この姿勢に変わりはありません。

 

新規立ち上げ品は、なるべく初期段階から、設計初期段階から

お声がけ戴ける様にお願いしています。

品質と納期を守れる最適な工法を選択し、適正なコストを追い求め

ないかぎり安い部品は手に入りません。

 

こんな風に、MSPってとっても面倒くさい技術商社です。

その分お付き合い戴ければ、総合的にお得な技術商社だと自負

しております。

こんな面倒な技術商社でよろしければ、是非ともお声がけください。

 

面倒くさい技術商社の代表 伊藤の戯れ言でした。

皆さまからのお問い合わせをお待ち申し上げております。

(取り扱い分野)

  • アルミ押出形材に関する全ての加工
  • 旋盤加工部品
  • マシニング加工部品
  • 複合加工部品
  • ザス型によるプレス絞り加工
  • 冷間プレス鍛造部品
  • アルミダイカスト、アルミ鋳物
  • 樹脂インジェクション成形
  • ゴム成形
  • 精密バネ
  • 表面処理
  • 組付け加工

 

(お問い合わせ先)

営業担当 : 坪谷・伊藤
HP http://mspjpn.com/ 
mail sales@mspjpn.com
電話 045-633-1056 
FAX 045-633-1051

 

熱伝導率と熱伝導度は違うのか?

ヒートシンク関連のお仕事をしておりますと、どうしても熱伝導のことについて調べる
機会が増えてきます。

その中で、文献によって「熱伝導率」と「熱伝導度」と言う違った表現をされている
のをたまに見かけて、最初の頃は何が違うんだ?と戸惑っていました。

そんな疑問をお持ちの方も沢山いらっしゃるのではないかと推察して、調べた
事をこちらにメモ代わりとしてアップしておきます。

結論を先に言えば、「熱伝導率」と「熱伝導度」は同じってことでした。

=====
熱伝導率とは、熱伝導において、媒質中に温度勾配がある場合に
その勾配に沿って運ばれる熱流束の大きさを規定する物理量である。
熱伝導度ともいう。

材料:熱伝導率/SI単位:W/(m K)
カーボンナノチューブ(C)/3000 – 5500
ダイヤモンド(C)/1000 – 2000
銀(Ag)/420
銅(Cu)/398
金(Au)/320
アルミニウム(Al)/236
シリコン(Si)/168
炭素(C)/100~250
真鍮/106
ニッケル/90.9
鉄(Fe)/84
白金(Pt)/70
ステンレス鋼/16.7 – 20.9
水晶(SiO2)/8
ガラス/1
水(H2O)/0.6
ポリエチレン/0.41
エポキシ樹脂(/0.21
シリコーン(Qゴム)/ 0.16
木材/0.15 – 0.25
羊毛/0.05
発泡ポリスチレン/ 0.03
空気/0.0241

=====
改めて、アルミがヒートシンクに採用される理由がハッキリと見える数値ですね。

アルミ押し出し形材を始め、アルミヒートシンクなどでお困りの際には、遠慮無くお申し付け下さい。

皆様からのお問い合わせをお待ち申し上げております。

(お問い合わせ先) 
営業担当 : 坪谷・伊藤
HP http://mspjpn.com/ 
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