メッキ品のネジ加工について
今日は、旋盤加工とメッキ処理の話題です。
この部品、これからクロムメッキに回ります。
真鍮製の複合旋盤加工品で、二条ネジが切られています。
メッキ厚を考慮したネジ穴の設定をしておかないと納品してから「ネジが入らない」と言うクレームを誘発します。
メッキは、鋭利な部分が通電しやすいのでより多く膜厚が生成されてしまう傾向があります。
この二点を基にして、設計段階から意図的に膜厚が厚くなっても良い素材加工寸法を設定する事により、メッキ工程での余分なマスキングや後加工に拠る修正などを無くすことが出来ます。
当然、切削の挽き目をどのレベルで設定するかによっても、仕上がりの品質が変わってきます。
当然、切削の挽き目をどのレベルで設定するかによっても、仕上がりの品質が変わってきます。
すなわち設計段階からこういう点を考慮することで、余分なコストが削減できる訳ですね。
この部品ではありませんが、長年メッキ品を多く取り扱わさせて頂いているMSPでは、その辺りに細心の注意を払っております。
表面処理までワンストップサプライ可能なMSPへお任せ下さい。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
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2016年2月15日 5:51 PM | カテゴリー:ASSY加工, 切削加工, 外観仕上げ部品, 真鍮(黄銅), 表面処理