MSPブログ

川崎高校での職業人講話

秋もだいぶ深まり、寒暖の差で体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。
代表の伊藤です。

10月22日に、川崎市立川崎高校 夜間定時制部で「職業人講話」と言う授業で、講師を努めさせて頂きました。
内容は、製造業に関する話をして戴きたいとのオファーです。

商社を経営する 私が製造業とは?を論じるのもどうかと思ったのですが、折角の機会でしたのでお話させて頂きました。

まず、日本の製造業が国の中で担う役割は、資源のない日本が資源を輸入し、付加価値をつけて輸出することで日本が発展してきた事を説明。
身の回りに有るほぼ全てのモノが、製造業で作られていると言う話や、家電やその他の者が昔は国内で製造していたが、今は東南アジアを中心とした地域で製造している。
そんな背景の中で、全国の町工場が立ち上がり、製造業の新しい形を模索しているなどの話をさせて頂きました。

後半には、全日本製造業コマ大戦の活動の一環として、生徒さんたちにコマ大戦を体験していただこうと思い、子供コマキットで製作から大戦までを体験して頂きました。

担任の先生曰く「ぼーっとしている生徒が少ないばかりか、普段よりもイキイキとした表情でした。」と言うお話も戴きました。

日本の未来を背負う若者達に、ほんの僅かなことでもなにか伝えられたのでは無いかと思います。


通常業務とは違いますが、こう言った活動を通しモノづくりの魅力を伝え、ひとりでも多くの子供達がモノづくりに興味を持ってもらえる様に微力ながらでも、活動を続けて行きたいと思っています。

 

新規受注

皆様、お疲れ様です。代表の伊藤です。

早速ですが、先日ホームページ経由でお問合せを頂きましたご新規様と、加工法を考慮した形状での設計打ち合わせをさせて戴きました。

最大の課題は、機能性と加工性=コストをどうバランスを取るか?

垂直立ち上げになる事を考慮し、対応可能な工法への切り替えもお願いしました。

お客様がご存じない加工法や、想定していなかった工法をご提案させて頂きました。

 

最近、このような打ち合わせをさせて頂けるお話が増えて来ております。

 

品質を担保しながらコストを下げるには、設計段階から加工法を意識して、如何に加工工数を減らすかが大切になります。

MSPは技術商社というポジションを活かし、一つの加工法に拘ることなく様々な加工法の中からお客様が求めるQ・D・Cにマッチする工法をご提案し、最善の提案をさせて戴きます。

それは、試作段階から始まります。

量産は金型を作るが試作段階では費用削減の為に、切削加工のみならずワイヤーカットや放電加工を組み合わせた複合加工を取り入れたりします。

切削加工といえども、量産工場は試作加工が得意ではない場合もあります。

そんな時には、MSPを支えてくれる多くの協力会社の中より、その時に最善の試作加工メーカーに協力を仰ぎ、試作ノウハウを量産工程へフィードバック出来る体制を組みます。

量産移行後にもロットの変遷に応じた、協力会社の変更も可能です。

10個が得意な会社と、500個が得意な会社、1000個が得意な会社では、設備体制にもちろん違いがあり人員体制にも違いがあります。

人員・設備が違えば、コストベースが全く変わります。

その時々のシュチュエーションに応じ、お客様がご要求されるレベルの協力会社と連携を組み、時代の変化に則した体制で対応させて戴きます。

このように「MSPワンストップサプライシステム」は、部品単価だけのコストダウンではなく、お客様の調達に関わるコスト低減もお手伝いできるシステムとなっております。

 

想像してみてください。

あからさまには目に見えませんが、調達先を変更する時に発生するコストがどれだけ掛かるかを。

発注先を探す時間と、見積りを行うための打ち合わせ時間に、品質確認に関わるコストを。

最初に書かせて戴きました、今回打ち合わせをさせて戴きましたお客様は、そんな事まで想定していただきMSPを選んで頂きました。

ご注文戴いたご期待に沿えるよう、協力会社とともに試作段階から精一杯お手伝いさせて戴きます。ありがとうございます。

 

MSPで、下げる根拠の無い根性だけのコストダウンを繰り返してきた結果日本の製造業が疲弊するのを、目の当たりにしています。

製造業が疲弊し若い世代が流入しない業界になってしまったら、製造業はモノづくり大国日本はどうなるのでしょうか?

MSPは、発注のミスマッチを解消する事が我々の使命と位置付け、モノづくりの現場がイキイキと生産できる環境の復活に少しでもお役に立ちたいと常に願っております。

 

発注のミスマッチなどでお困りの場合には、お気軽にお声掛け下さい。

宜しくお願い申し上げます。

 

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アルミヒートシンクについて

アルミ押出しヒートシンクについて、このごろリードタイムの問題でお問い合わせを戴く機会が増えました。
ありがとうございます。

その背景を推察しますと、ヒートシンク専業メーカーと言えども、標準品とはいえ常に在庫をかかさずもっている訳では無いと言う事だと感じます。
あるお客様では、3ヶ月待ちで大変お困りだと言うことでお問い合わせ戴いたケースもございます。

各ヒートシンク専業メーカーでは、他メーカーとの類似品も多くあるのですがオリジナル品も多数ラインナップされています。
特に、オリジナルラインナップ品を選択される場合には、少しご注意が必要です。
在庫がない場合、メーカーの都合でしか製品調達が出来なくなることを想定した上で選択された方が良いと思います。
設計段階で、選択される型番で他社に類似品があるのかないのか確認しておくのもなにか問題が起きたときに役立ちます

また、オリジナル品でロットがまとまる場合には、自社で専用設計してしまう方がコスト競争力もアップする可能性があります。
無理をして既存品を選択するよりも、本来求める性能を追求する為に自社のオリジナル設計を選択することも、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

足元ではアルミ地金も上がり続けており、コストとリードタイムの改善も含め検討される事をお薦め致します。
「気にはなっていても、忙しくてそこまで手が回らない」と言う皆さん、MSPではそんな皆様のお役に立てるノウハウが御座います。

これをお読み戴いた機会に、小さなことでもお問い合わせいただければ対応させていだきますので宜しくお願いいたします。

営業担当   坪谷
電話      045-633-1056
メールは、右上の「お問合せより」 お送り下さい。

第11決算期突入にあたり

2014年10月1日の朝を迎えることが出来ました!
おはようございます。代表の伊藤です。
MSPは、本日から11決算期が始まります。

創業当初掲げた、10年は続けられる様に頑張ろう!をどうにかクリア出来ました。 
全ては、皆様の御蔭で御座います。

心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

 

私がMSPを創業した理由は様々ございますが、その中でも「製造業の役に立ちたい」と言う事が大きかったと思います。

自ら掲げた旗印に従い、製造業の皆さんと共に歩んで来た10年間だったと感じております。

お客様も、協力会社もモノづくり業界の方々。そんな中で、MSPが何をすれば必要として戴けるかを真剣に考えて来ました。

初心を忘れる事無く、その姿勢はこれからも変わることはありません。

 

2020年の東京オリンピックに向け、日本は色々な意味で様々な国際環境に翻弄されながら大きな変革期を迎えると感じております。

MSPは例えるなら小さな舟ではありますが「製造業の役に立つ会社になる」と言う、大きな目標を掲げている以上この変革期にあっても舟の舳先は時代の流れに向け続け、皆様と共に着実に前進してまいります。

協力会社の支えがあってこそではありますが、お陰様で創業当初では考えられない様な大きな企業様ともお取引をさせて戴ける環境が出来てまいりました。
金融機関様や大手メーカー様からも、なぜこんな会社とコンタクト出来るんですか?と驚かれます。

しかし、この環境に驕ること無く、身の丈をわきまえ、少しでもその丈を伸ばしながら、今まで蓄えた知識と経験と仲間との信頼関係を推進力に、帆に時代の風をしっかり捉え、いままでより少しだけ小舟をスピードアップさせます 。

今後とも、皆様とのお付き合いを通じ成長させて戴ければと思いますので、ご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

2014年10月1日

代表取締役   伊藤昌良

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