MSPブログ

新規口座獲得

8月最終営業日、残暑厳しい時期ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。代表の伊藤です。

残暑の中を汗を流しながら、MSPメンバーは精力的に営業活動を行っております。

その成果としてホームペー経由でお問い合わせ戴きましたお客様と、ここ最近で複数社取引が開始されました。

メンバーの頑張りはもちろんですが、積極的な姿勢で協力をしてくれた協力会社にも感謝です。

個々の金額的は小さいのですが、この時期に新たなお取引先が出来る事が、とても嬉しいニュースで、MSPの活動に対する方向性がズレていないのだと思います。

 

最近はホームページ経由のお問い合せ件数が多く、具体的な案件なので非常にやりがいを感じております。

特に、アルミ押出し関係のお問い合わせが多く、最終加工までのニーズが強い事を実感します。

また、切削加工から表面処理までの複数工程を一手に管理できる会社を求めている会社様が以前よりも増えました。

量産物についても、以前なら海外でしか検討しなかった案件も、国内検討するケースも増え、そのお引き合いも増えています。

更に、設備関係の部品で10年近く前に設備した治工具の更新を行いたいが、どの様に製作したのか履歴が判らないので、提案込みで見積もりして欲しい等という事もあります。

徐々に、需要が高まって来たことを感じる案件が多く、モチベーションをあげ積極的な姿勢で取り組んでおります。

時代のニーズをしっかり把握し、協力会社と一丸になりお客様の要望にお答えし続けることで、社会からより必要とされる会社になって行ければと思います。

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非鉄金属の電縫管

非鉄金属 電縫管の特徴は、その高精度・高品質にあります。
そもそも電縫管は、肉厚一定な圧延板を管状に丸め、その継目を溶接して製造されます。
そのため、押出管に必ず発生してしまう「偏肉」が皆無になるパイプの製造が可能です。
肉厚が均一なだけでなく、内面精度や寸法公差においても高く評価され、先端分野
精密分野に幅広く採用されています。
また、板厚2mmまでの厚肉の電縫管も製造可能であり、従来の押出管で懸案となって
いた 精度や偏肉などの品質問題が、電縫管に置き換えることにより解決できます。

 

非鉄金属 電縫管は精度だけでなく、強度においても優れた信頼性があります。
MSPの協力会社では、高周波溶接の溶融部分を出来るだけスクイズアウトし、ビードカット
することにより、 欠陥が発生しやすい部分を皆無にした電縫管を製造しております。

溶接部分があるために、強度を懸念されることもありますが、押出管との比較試験の検証結果
では、脆弱性の心配がないというデータが得られています。

精密微細・肉厚均一という電縫管の特性を活かし、使いやすい強度伸びを設定、寸法許容差
も 厳密に製作しております。 
異形管、極細管、特殊仕様管などの製品を、検査・測定機器といった精密分野や、パソコン用 
レーザープリンターの感光ドラム、 電気自動車用次世代のリチウムイオン バッテリーケースなど 
先端分野に実績があります。 

MSPの協力会社は、地道な技術力蓄積により、特に通信分野向の特殊管について、国内でも
他の追随を許さない技術力を有しています。

チタン合金パイプは、その生体適合性により、医療用インプラントや人工骨などに活用されています。

 

 

 

アルミの熱伝導率

最近多いお問い合わせの中に、ヒートシンクを始め放熱性能を必要と
する部品があります。

一概にアルミといってもさまざまな材質があって、それぞれで
熱伝導率が異なります。

という事で、材質ごとの熱伝導率をまとめて見ます。

(単位:W/m/k)

◯=アルミ板からの切削

◆=アルミ押出し材

▲=アルミダイキャスト材

◎=参考値

 

◯ A5052  138

◯ A6061  155~184

◆ A1050  225

◆ A6063  209

▲ ADC12   92

▲ DMS1   210

▲ DMS3   150

▲ DMS5   150

▲ HT-1   175

◎ 金      310 *参考

◎ 銀      420 *参考

◎ 銅       401 *参考

◎ 真鍮    110 *参考

◎ 鉄      50 *参考

 

以上の様に、実用的な材料で行くと銅を利用する事が熱伝導率の
面で考えれば良いのですが、軽量化や材料費や加工費に起因する
コストの問題がある為に、一般的には放熱版と言えばアルミを利用
するケースが多いです。

しかし、アルミの中でも大量生産となるとADC12のダイキャストを
選ばれることも多いのですが、MSPでは放熱性能が必要との指示が
ある場合、適切な材質をご提案し小型軽量化のお手伝いもさせて
戴いております。

また、ダイキャストという部分で言えば、イニシャルコストの削減も
大切なコストダウンと理解しておりますので、ホットチャンバー方式の
ダイキャスト品を提案します。

ホットチャンバー方式は、型の締結圧力が低く、金型寿命が
コールドチャンバー方式よりも3倍程度長い為金型償却の観点で
有利になる点と、寸法精度が出やすい為に、後加工費の削減も
行える利点がります。

形状にもよりますが、年間5000個程度あればメリットがあると思います。

本日は、ダイキャストの件をメインにご説明させて頂きましたが
アルミ押出し材櫛型ヒートシンクや、大型の切削ヒートシンクについても
放熱板一筋20年間のベテラン営業マンが対応致します。

放熱関係の部品で、コストダウンでお困りの際には、気軽に問い
合わせ下さい。

電話 045-633-1056

FAX 045-633-1051

mail sales<@>mspjpn.com

※お手数ですが、メールの際には@前後の<>を消して送信下さい。

オリジナル商品

MSPのオリジナル商品の中でも、一番売れているのは

「コマ大戦土俵 Mobile mini BLACK or WHITE」です。

これは、コマ大戦WEBショップで売っている、レプリカコマを

「いつでもどこでも気軽に回せる」をコンセプトに開発した商品です。

コマ大戦の公式土俵はR700ですが、Mobilemini土俵はR500

に仕上げています。
Rを変更した理由は、R700では、なかなかコマが近づかず

対戦する時に面白みがない。

かと言って、R500以下にしたらコマの土俵への接触面が土俵の

斜面に触れてしまい、遠心力も加わって外側へと回転しながら

振り出されてしまう為です。

R500に決める為に、R300~700の5種類で試作を行い

実際に回転させてテストして決定しました。

 

その他にも、必勝ダルマこまシリーズに、LEDでひかるコマなど

コマ対戦WEBショップで絶賛発売中です。

MSPが発売している以外のコマも、沢山ありますので一度ご覧

戴ければと思います。

 

全日本製造業コマ大戦公式WEBショップ

 

 

ロストワックス(消失型鋳造法)

本日は、協力会社で行なっている「ロストワックス(消失型鋳造法)」についてです。

 

ご存じの方も多いと思いますが、ロストワックスと言う工法は、簡単に言うと以下の特徴があります。

<ロストワックスの特徴>

抜き勾配、アンダーカットの有無に関係なく、鋳造することが出来る。

ただし、通常の鋳物と同じく収縮率を考慮して原型を作る必要あり。

複雑形状を一体化し鋳造することが出来る為、後加工工程を減らす ことができる利点がある。

量産性もあり、金属組織が緻密な為、鋳肌の美しさも大きな特徴。

 

<ロストワックスの概略の工程>

ロウで製品と同じ形状を作る。

ロウで出来た型を、ツリー状に複数セットする。

周りを鋳砂でコーティングする。(セラミック、シリカ、水ガラス、石膏等)

ロウを熱で溶かし、空洞を作る。

型強度をアップさせる焼成作業。

ロウを除去する事でできた空間に溶湯金属を流し込む。

冷えたら型(鋳砂)を取り除き、ゲートをカットする。

材質により、熱処理を行う。

ゲート仕上げやサンドブラスト等で全体を仕上げる。

鋳物が完成。(必要に応じ、二次加工工程へ)

 

<想定される用途>

・部品点数の多い、板金組立部品

・ネジ止め、溶接構造品の一体化

・アンダーカット部が必要な製品

・複雑な三次元形状

・ダイカスト金型を投資できない中ロット品

 

<対応材質>

・ステンレス

・アルミ

・鉄系

・銅系

*材質については、お問い合わせ下さい。

 

<ロットについて>

形状によって差は生じますが、数個から1000個程度が主流です。

50~300個程度が、金型償却の観点を加味した場合コスト的にもバランスが取れる範囲と思われます。

 

<納期について>

3週間程度

*図面が完成している場合

*2次加工が簡易な場合

 

複数の部品を組み合わせるパーツなどを一体化する事による、コストダウン効果が大きな工法です。

国内メーカー、海外メーカーを問わず、お客さまのニーズに沿った調達先を選定し、最適価格を追求致しますので、遠慮なくお問い合わせ戴ければと思います。

 

コストダウンでお困りの際には、気軽に問い合わせ下さい。

電話 045-633-1056

FAX 045-633-1051

mail sales<@>mspjpn.com

※お手数ですが、メールの際には@前後の<>を消して送信下さい。

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