アルミ鋳物 切削ヒートシンク
アルミ鋳物からの切削ヒートシンクは、当社へお任せ下さい。
鋳物素材の調達、切削加工、表面処理、ネジ孔強化ナット組み込みまで一貫し、一個からでも対応可能です。
ヒートシンクに求められる放熱性能をクリアする為、高熱伝導率素材(HT-1等)の鋳物も対応しております。量産を前提とした試作の場合は、ADC12からの切削も行っております。
「ネジ孔強化ナット」に関しては、イリサート(R)を推奨しております。
従来一般的に使用されて来た「ヘリサート」に比べ、ピッチ飛び、タング折り時に発生しやすいスプリングの変形などが起こらず、安定的に高強度・高精度な補強が可能で、弊社内においてロックタイトも塗布し確実な挿入作業を行います。
また、表面処理に関しては鋳物の処理を得意とする協力会社と協業し対応しており、指定箇所には丁寧にマスキング処理を行い通電性を確保する事も対応しております。
さまざまなご要求にお応えずべく、各工程ごとにスペシャリストと言える協力会社と連携し、対応させて戴きます。
アルミ押出し材を利用した櫛型ヒートシンク、アルミ板材から削りだす全切削ヒートシンク、量産のアルミダイカストヒートシンク、板金加工による放熱板等々、アルミに限らず無酸素銅を利用した高効率ヒートシンクなど、放熱性能を必要とされる部品を一貫して対応させて戴きます。
「どんなことが出来るのか聞きたい」「こんな事が出来ないか?」「従来品のコストダウン方法は無いか?」という方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
お急ぎの方は、迷わずお電話下さい。
四半世紀ヒートシンク一筋、ベテランの技術営業担当が皆様の疑問にお答え致します。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
(お問い合わせ先)
放熱関係営業担当 : 坪谷(ツボヤ)
HP http://mspjpn.com/
mail sales@mspjpn
電話 045-633-1056
FAX 045-633-1051
株式会社エムエスパートナーズ 代表の伊藤です。
早速ですが、皆様よりホームページ経由でのお問い合わせが相次いでおり、迅速な回答を社員一同心掛けてはおりますが、お時間を戴く場合が出て参りました。
競合他社がホームページを閉鎖した影響が出ていると思うのですが、お問い合わせ数がこの半月で大幅に増加しております。
弊社は、お困りの皆様に対し迅速に対応させて戴く事をモットーとして業務を推進させて戴いております。
迅速に対応させて頂く為に、以下の点をご留意戴き、お問い合わせ戴ければ幸いです。
・ご希望の回答日をご教示下さい。
・部品の調達日程など、大日程が見えておりましたらご教示下さい。
・加工図面、材質、表面処理の有無、調達希望ロット、納入先等も可能な限りお問い合わせ段階でご教示下さい。
・希望価格などがあれば、ご教示下さい。
「アルミ押し出し形材」の少ロット対応が可能な会社が少ない事から、お問い合わせが集中しているのだと認識しております。
どうしてもアルミ形材での設計・製造が必要な皆様に、アルミ形材を迅速にお届けする事がMSPが担わなくてはならない役割と認識しております。
その役割をしっかり担い続ける為には、どうしても皆様のご協力が不可欠でもあります。
お困りの皆様に、今までどおり一件一件出来る限り丁寧に対応して参りたいと思います。
その為にも、不躾なお願いかとは存じますがご協力賜ります様、宜しくお願い申し上げます。
加工部品の調達と流通をサポートする技術商社 株式会社エムエスパートナーズを、引き続き宜しくお願い申し上げます。
末筆となりましたが、昼夜の気温変化が大きくなりつつありますので、皆様に於かれましてはご自愛下さいませ。
陰ながら皆様のご活躍を祈念しております。
株式会社エムエスパートナーズ
代表取締役 伊藤 昌良
普段扱っている商材の事になると、自分が判っているつもりになり、それとおなじ感覚で皆さんにも説明してしまうことが多く、どうしても説明不足になっている事があり反省することが多いです。
そんな事もあり、今回は「アルミヒートシンク」「アルミ放熱器」について、自分も再度勉強するつもりで要点をまとめさせて戴きます。
1,そもそも「ヒートシンク」とは?
ヒートシンクとは、金属の高い熱伝導性を利用して放熱、排熱を行う部品の名称。
CPUクーラーとして用いられることが多く、ヒートシンクを熱源に接触する形で設置すると、熱を奪って放熱する形で熱源を自然冷却することができる。
空気に触れる面積が広ければ広いほど放熱効率が向上するため、単なる一枚板ではなく複数の突起や板が付いたような形になっていることが多い。
ヒートシンクは原理や構造が単純であり、モーターでファンを回転させて風を起こして排熱する空冷ファンのように騒音を発せず、複雑な装置がないため信頼性が高い(故障しない)、小型化が容易、といった利点がある。
放熱を促すためヒートシンクに空冷ファンを組み合わせて設置されることもある。
2,ヒートシンクの必要性
昨今、あらゆる分野で電子・電機製品を利用した商品が増えています。
その商品には半導体が使われております。
半導体素子は電流が流れると、電流の抵抗により熱が発生します。
半導体素子は、温度が許容値を超えると熱歪みが生じ機能劣化や故障の原因となります。
温度上昇が著しい場合は、半導体素子が破損する事もあります。
この様な事が起こらない様に、半導体に発生する熱を外部に逃がす必要があります。
そのために、ヒートシンク・放熱器が必要となります。
ヒートシンクメーカーのカタログに掲載されている内容では、半導体素子の温度が10℃上昇する度に寿命は半減し、故障率は2倍になると書かれています。
簡単に言うと、電子・電機製品を長期間安定して働かせるためには、半導体素子に発生する熱を効率よく放熱させる事が不可欠です。
3,ヒートシンクの材料
ヒートシンクには、熱伝導率が比較的高く、加工性に優れ、比重が低く経済性にも有利なアルミニウム(A6063)が多く利用されています。
その中でもアルミ押出材はより複雑な形状が再現可能な成形性を兼ね備えており、量産性に優れたくし形フィンなどに多く利用されております。
黒アルマイトを施すことにより放熱特性がアップすると言われておりますが、それはアルマイト(陽極酸化)皮膜の形成段階による差が主な要因と弊社では考えており、シルバーアルマイトでも黒アルマイト以上の特性を得られております。
4,MSPの守備範囲
・アルミニウム押し出し材を利用した櫛型ヒートシンク各種
ヒートシンクメーカー各社の標準品への追加工も、少ロットから対応可能
・オリジナルアルミ押し出し形状の少ロット対応
ご希望の形状をご教示ください。
出来る限りご要望にお応えします。
・板金加工による放熱板タイプ
アルミ板はもちろん、銅板タイプも対応可能です。
・切削加工による放熱ケースの作成
ヒートシンク一体型の各種放熱ケースを効率よく切削加工します。
・水冷式ヒートシンク
銅パイプを流路とするタイプにも対応しています。
ヒートシンク、放熱板に関することなら、弊社へ全てお任せください。
この道20年のベテラン営業マンが、お客様の困ったを解決するために対応させて戴きます。
お困り事があれば、まずはお問い合わせください。
ヒートシンク営業担当 : 坪谷輝久(つぼや てるひさ)
HP http://mspjpn.com/
電話 045-633-1056
FAX 045-633-1051
mail sales@mspjpn.com
今回は、昨年10月に書かせていただいた案件の続きとなります。
アルミヒートシンクメーカーカタログ品を、お客様よりご支給いただき加工させて戴く案件で、実は素材支給リードタイムで重大な問題が発生したおりました。
それは、昨年10月の時点で在庫が不足していた材料がやっと入荷された事です。
かれこれ4ヶ月ほど経過してます。
ヒートシンクメーカーの方にも、様々な事情があったのだと思います。
しかし、これだけリードタイムが必要なケースが発生すると言う事実が存在します。
決まった形状のモノを継続して購入されておられる方は、メーカーに都度リードタイムを確認することをお薦めしております。
納期問題で苦労されないよう、この一手間がもしもの時にもきっと役立ちます。
確認したら「在庫の入荷待ちです!」のような回答でしたら、一度弊社までお問い合わせ下さい。
弊社では、標準品アルミヒートシンクに限らず、オリジナル形状を少ロットから対応させて戴きます。
・リードタイム
・今後の調達に対し不安要素がある
・ロット問題でオリジナル形状に二の足を踏んでいる
あらゆるアルミヒートシンクに対応させて戴く株式会社エムエスパートナーズでは、こんな皆様からのご相談をお待ちしております。
引き続き、宜しくお願い申し上げます。
営業担当 坪谷
HP http://mspjpn.com/
電話 045-633-1056
FAX 045-633-1051
mail sales@mspjpn
テクニカルショウヨコハマ2015出展の模様
本年もテクニカルショウヨコハマの出展が無事終了しました。
ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
戴きましたご縁をお役に立てるチャンスと心得、営業活動に励ませていただきます。
今回の展示は、アルミ押出し材を中心に据え、ヒートシンク関係の部品を前面に押し出した展示とさせて戴きました。
切削加工品に関しては、優秀な多くの加工メーカーさんが居並ぶ事から、レッドオーシャンに飛び込む必要はないとの判断で展示からは外させて戴きました。
展示会場を見て回りましたが、アルミ押出し材に関する展示は見当たらず、自然にブルーオーシャン戦略となっていたようです。
「ヒートシンクの納期が掛かりすぎて困っている」と言う内容の声が複数に上がりました。
アルミ地金のコスト上昇に伴う値上がりに苦慮しているという声も同じように多くの方から戴きました。
また、アルミ押出し材にかんする質問では「ロットの壁」に関するお話を沢山頂きました。
弊社は少ロット対応をさせて戴く旨をご説明させて戴きました。
アルミ押し出し材の調達に苦慮されている方も多く、こちらの方でも沢山のご縁に恵まれた事に感謝します。
次に印象に残るワードは「樹脂の押し出し材」に関するご質問でした。
弊社でも対応出来る体制にはありますが、あまり得意でないことを正直に答えさせて戴きました。
切削加工部品に関しても多くの質問があり、弊社が介在するメリットをご説明しました。
皆さん、ベテランの職人さんがリタイヤされてしまい、発注先に苦慮している様です。
やはり展示会に出展する最大のメリットは、普段は会話することのない多くの方々と情報交換出来る事だと思います。
株式会社エムエスパートナーズは、今後も身の丈にあった形で展示会に出展して行けるようにしたいと思います。
展示会でお声掛け頂きました皆様、質問だけでも構いませんので遠慮なくご連絡戴ければと思いますので、宜しくお願い申し上げます。
代表取締役 伊藤昌良
(追伸)
展示とは関係ありませんが、 テクニカルショウヨコハマに来場した工業高校生に対して毎年行われる「ものづくり企業紹介フェア」に登壇させて戴きました。
総勢600人にものぼる未来の産業界を担う高校生に、少しでも何かのヒントを伝えられたのではないかと思います。
横浜市工業会連合会様、横浜市役所 中小企業振興部ものづくり支援課様、素晴らしい経験の場を作って戴き誠にありがとうございました。
「ものづくり企業紹介フェア」