このたび、当社はオリジナル商品の販売を目的としヤフーショッピング内に「MSP JAPAN」として、ネットショップを開設致しました。

MSP JAPAN(ヤフー店)
http://store.shopping.yahoo.co.jp/mspjpn/
オリジナル商品の販売とは言え、本業である金属部品加工のノウハウを最大限活かし、シンプルな製品を開発してまいります。
まだ一点しか掲載できておりませんが、3点ほど開発を進めておりますので、お時間のある時にでも是非お立ち寄りいただければと思います。
第一弾
「快足アルミ放熱ボード」 【足の熱を吸収してくれる商品です】
販売し始めたばかりですが、ちょっとびっくりな事が起きています!
なんと!ヤフーストアのカテゴリ別ランキング!
「家具、インテリア > 椅子、スツール > オットマン、足置き台( その他)」
の部門売れ筋商品ランキングで、見事一位を獲得しました!
ひとえにお買い上げ頂きました皆様のお陰です。
心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
取り急ぎ、ご報告まで。
2015年5月26日 5:25 PM | カテゴリー:オリジナル商品, 会社情報
普段扱っている商材の事になると、自分が判っているつもりになり、それとおなじ感覚で皆さんにも説明してしまうことが多く、どうしても説明不足になっている事があり反省することが多いです。
そんな事もあり、今回は「アルミヒートシンク」「アルミ放熱器」について、自分も再度勉強するつもりで要点をまとめさせて戴きます。
1,そもそも「ヒートシンク」とは?
ヒートシンクとは、金属の高い熱伝導性を利用して放熱、排熱を行う部品の名称。
CPUクーラーとして用いられることが多く、ヒートシンクを熱源に接触する形で設置すると、熱を奪って放熱する形で熱源を自然冷却することができる。
空気に触れる面積が広ければ広いほど放熱効率が向上するため、単なる一枚板ではなく複数の突起や板が付いたような形になっていることが多い。
ヒートシンクは原理や構造が単純であり、モーターでファンを回転させて風を起こして排熱する空冷ファンのように騒音を発せず、複雑な装置がないため信頼性が高い(故障しない)、小型化が容易、といった利点がある。
放熱を促すためヒートシンクに空冷ファンを組み合わせて設置されることもある。
2,ヒートシンクの必要性
昨今、あらゆる分野で電子・電機製品を利用した商品が増えています。
その商品には半導体が使われております。
半導体素子は電流が流れると、電流の抵抗により熱が発生します。
半導体素子は、温度が許容値を超えると熱歪みが生じ機能劣化や故障の原因となります。
温度上昇が著しい場合は、半導体素子が破損する事もあります。
この様な事が起こらない様に、半導体に発生する熱を外部に逃がす必要があります。
そのために、ヒートシンク・放熱器が必要となります。
ヒートシンクメーカーのカタログに掲載されている内容では、半導体素子の温度が10℃上昇する度に寿命は半減し、故障率は2倍になると書かれています。
簡単に言うと、電子・電機製品を長期間安定して働かせるためには、半導体素子に発生する熱を効率よく放熱させる事が不可欠です。
3,ヒートシンクの材料
ヒートシンクには、熱伝導率が比較的高く、加工性に優れ、比重が低く経済性にも有利なアルミニウム(A6063)が多く利用されています。
その中でもアルミ押出材はより複雑な形状が再現可能な成形性を兼ね備えており、量産性に優れたくし形フィンなどに多く利用されております。
黒アルマイトを施すことにより放熱特性がアップすると言われておりますが、それはアルマイト(陽極酸化)皮膜の形成段階による差が主な要因と弊社では考えており、シルバーアルマイトでも黒アルマイト以上の特性を得られております。
4,MSPの守備範囲
・アルミニウム押し出し材を利用した櫛型ヒートシンク各種
ヒートシンクメーカー各社の標準品への追加工も、少ロットから対応可能
・オリジナルアルミ押し出し形状の少ロット対応
ご希望の形状をご教示ください。
出来る限りご要望にお応えします。
・板金加工による放熱板タイプ
アルミ板はもちろん、銅板タイプも対応可能です。
・切削加工による放熱ケースの作成
ヒートシンク一体型の各種放熱ケースを効率よく切削加工します。
・水冷式ヒートシンク
銅パイプを流路とするタイプにも対応しています。
ヒートシンク、放熱板に関することなら、弊社へ全てお任せください。
この道20年のベテラン営業マンが、お客様の困ったを解決するために対応させて戴きます。
お困り事があれば、まずはお問い合わせください。
ヒートシンク営業担当 : 坪谷輝久(つぼや てるひさ)
HP http://mspjpn.com/
電話 045-633-1056
FAX 045-633-1051
mail sales@mspjpn.com
2015年3月27日 12:09 PM | カテゴリー:アルミ押出し材, ヒートシンク・放熱板, 切削加工, 加工豆知識, 材料について, 表面処理
旋盤系の加工品をお引き合い頂くと、内径キー溝加工の指示が
記載されて いる事がよくあります。
歯車やボスになるであろう部品。
キー溝加工する際に使用される加工設備は、大きく分けて2種類。
・ブローチ盤
刃が鋸状に配置された長尺の刃物を「引き抜く」事により被削物を
加工する切削加工の一種。
仕上がり部分の寸法が、加工に使用したブローチと、ほぼ同じと
なるため、フライス盤・形削り盤などによる加工より高精度に
仕上がる上、加工速度が速い。
また、繰り返し精度が高いのが特徴で、大量生産に向いています。
・スロッター
スロッターとは立て削り盤ともいわれ、溝削り加工を行う工作機械の
ことをいいます。
水平2軸直線運動および回転運動を間欠的に行う円テーブル上に
加工品を取り付け、垂直運動するラムに取り付けたバイトを
使用するのが特徴です。
主にキー溝、スプライン、角孔、インボリュートスプライン等を加工します。
先日お問い合わせ戴きました案件では、コスト面でお困りとの事で
詳しくお話を伺ってみますと、スロッターで対応していると思われる
情報を出して頂きました。
加工寸法的には、ブローチ盤の既存刃物があればコストが確実に
下る 事が予測できました。
記憶では、仲間の会社がJS9規格で幅3~14mmまでを1mm単位で
取り揃えていた筈なので、早速問い合わせ。
その結果、数点の微細な問題はあったのですが、ご要望サイズの
刃物がありそれで対応可能という結論に至りました。
この様に加工法の選択を正しく行い、その道のプロと巡りあえば
コストを適正に下げることも可能です。
弊社ではこの様に適正な加工法を選択する事で、品質を落とさずとも
コスト競争力を保つことが出来ると考えています。
国内メーカーの技術力を有効活用する事で、日本の未来にものづくり を
残していく第一歩だと思います。
そして、弊社のような立場で加工法をコーディネートする人材の育成が
モノづくりの現場に適正な利潤を生み出す為に必要な事と手前味噌
ですが思っています。
今回は、キー溝加工を例にお話致しましたが、適切な加工法に変更する 事で
お客様の利益に繋がる事例は多いです。
品質・納期・コストでお困りの際には、弊社へ気軽にお声がけください。
ご連絡をお待ちしております。
「お問い合わせ」はこちらをクリック!
2015年3月26日 3:26 PM | カテゴリー:協力メーカー 技術紹介
おはようございます。代表の伊藤です。
今日は、ホームページ運用に関する事で気になった事を書かせて戴きます。
Googleの検索に対する指針で、スマホ対応ページになっていないと
ランクを大きく落とすと言う記事を目にしたので、早速当ページの
来訪検索キーワードの推移変化を調べてみた所、大きく変動して
いるワードが何個かありました。
ワード総数も以前は750程度だったのですが、今日時点ですと
673ワードになっています。
ワードの括りでいうと「アルミ地金の価格」が一番多いですね。
それに関連し「ロールマージン」も最近増えて来ました。
これは、アルミ地金高騰による価格交渉に必要なデータを探す為に
検索されているのだと思います。
その次が「熱伝導率」に関するワードです。
これは、熱を発する製品の開発が多く行われているのだろうと推測されます。
実際にMSPにもヒートシンク関連のお引き合いが増えています。
当社が上位検索を狙っている「アルミ押し出し形材」に関するキーワードも
多いですね。
特に、少ロットに関するキーワードが目に付きます。
また、LED照明用の放熱板と筐体を一体型にしたいのだろうと思われる
キーワードも増えており、実際のお問い合わせにも繋がっています。
他には、切削条件の計算方法、アルマイトやショットブラストなどに関する
表面処理、ダイカストやゴムにプレス加工まで、本当に多くのキーワードで
ご来訪戴いております。
改めて感じることは、せっかくご来訪戴けた皆様へより有意義な情報源
としてご活用戴ける様に、情報内容を充実させて行かなくてはならないと
言う事です。
参考までに、以下がGoogleAnalyticsのオーガニック検索キーワードクラウド
から抽出したワード一覧になります。
2015年3月8日 9:00 AM | カテゴリー:HPに関する情報
今回は、昨年10月に書かせていただいた案件の続きとなります。
アルミヒートシンクメーカーカタログ品を、お客様よりご支給いただき加工させて戴く案件で、実は素材支給リードタイムで重大な問題が発生したおりました。
それは、昨年10月の時点で在庫が不足していた材料がやっと入荷された事です。
かれこれ4ヶ月ほど経過してます。
ヒートシンクメーカーの方にも、様々な事情があったのだと思います。
しかし、これだけリードタイムが必要なケースが発生すると言う事実が存在します。
決まった形状のモノを継続して購入されておられる方は、メーカーに都度リードタイムを確認することをお薦めしております。
納期問題で苦労されないよう、この一手間がもしもの時にもきっと役立ちます。
確認したら「在庫の入荷待ちです!」のような回答でしたら、一度弊社までお問い合わせ下さい。
弊社では、標準品アルミヒートシンクに限らず、オリジナル形状を少ロットから対応させて戴きます。
・リードタイム
・今後の調達に対し不安要素がある
・ロット問題でオリジナル形状に二の足を踏んでいる
あらゆるアルミヒートシンクに対応させて戴く株式会社エムエスパートナーズでは、こんな皆様からのご相談をお待ちしております。
引き続き、宜しくお願い申し上げます。
営業担当 坪谷
HP http://mspjpn.com/
電話 045-633-1056
FAX 045-633-1051
mail sales@mspjpn
2015年3月4日 6:51 PM | カテゴリー:アルミ押出し材, ヒートシンク・放熱板, 材料について
本日は3月3日 桃の節句、ひな祭りですね。
空模様はいまいちぱっとしない天気ですが、 女性の皆さんはどことなく嬉しそうな雰囲気を漂わせているように感じます。
MSPの事務所に3年前にやって来たミニ胡蝶蘭が今年も花を付けてくれました。
事務所に花があるっていいですね。
そんなご報告がしたくて今日は更新させて戴きました。
業務などの件は、また今度ということにさせて戴きます。
代表取締役 伊藤でした。
2015年3月3日 2:10 PM | カテゴリー:代表のメッセージ

テクニカルショウヨコハマ2015出展の模様
本年もテクニカルショウヨコハマの出展が無事終了しました。
ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
戴きましたご縁をお役に立てるチャンスと心得、営業活動に励ませていただきます。
今回の展示は、アルミ押出し材を中心に据え、ヒートシンク関係の部品を前面に押し出した展示とさせて戴きました。
切削加工品に関しては、優秀な多くの加工メーカーさんが居並ぶ事から、レッドオーシャンに飛び込む必要はないとの判断で展示からは外させて戴きました。
展示会場を見て回りましたが、アルミ押出し材に関する展示は見当たらず、自然にブルーオーシャン戦略となっていたようです。
「ヒートシンクの納期が掛かりすぎて困っている」と言う内容の声が複数に上がりました。
アルミ地金のコスト上昇に伴う値上がりに苦慮しているという声も同じように多くの方から戴きました。
また、アルミ押出し材にかんする質問では「ロットの壁」に関するお話を沢山頂きました。
弊社は少ロット対応をさせて戴く旨をご説明させて戴きました。
アルミ押し出し材の調達に苦慮されている方も多く、こちらの方でも沢山のご縁に恵まれた事に感謝します。
次に印象に残るワードは「樹脂の押し出し材」に関するご質問でした。
弊社でも対応出来る体制にはありますが、あまり得意でないことを正直に答えさせて戴きました。
切削加工部品に関しても多くの質問があり、弊社が介在するメリットをご説明しました。
皆さん、ベテランの職人さんがリタイヤされてしまい、発注先に苦慮している様です。
やはり展示会に出展する最大のメリットは、普段は会話することのない多くの方々と情報交換出来る事だと思います。
株式会社エムエスパートナーズは、今後も身の丈にあった形で展示会に出展して行けるようにしたいと思います。
展示会でお声掛け頂きました皆様、質問だけでも構いませんので遠慮なくご連絡戴ければと思いますので、宜しくお願い申し上げます。
代表取締役 伊藤昌良
(追伸)
展示とは関係ありませんが、 テクニカルショウヨコハマに来場した工業高校生に対して毎年行われる「ものづくり企業紹介フェア」に登壇させて戴きました。
総勢600人にものぼる未来の産業界を担う高校生に、少しでも何かのヒントを伝えられたのではないかと思います。
横浜市工業会連合会様、横浜市役所 中小企業振興部ものづくり支援課様、素晴らしい経験の場を作って戴き誠にありがとうございました。

「ものづくり企業紹介フェア」
2015年2月6日 8:02 PM | カテゴリー:アルミ押出し材, デジタルモールド, ヒートシンク・放熱板, 代表のメッセージ, 展示会情報

テクニカルショウヨコハマ2015
今年もパシフィコ横浜にて開催される、テクニカルショウヨコハマ2015に出展致します。
切削加工品については、多くの皆さんが展示されるので、展示はアルミ押出し材に特化しアルミヒートシンク等のサンプル品展示を行います。
展示ブースは 生産加工分野 e-23 心技隊ブースになります。
来場の際には、是非ともお立ち寄り戴ければとおもみます。
より多くの皆さんと、良き巡りあいが有ることを大いに期待しております。
宜しくお願い申し上げます。
代表取締役 伊藤
2015年2月4日 8:30 AM | カテゴリー:アルミ押出し材, ヒートシンク・放熱板, 展示会情報

アルミ押し出しヒートシンク
先日、社会人であれば誰もがご存知であろう企業様より
「アルミ押出し材ヒートシンク」と検索したところ、御社のページを拝見し連絡させていただきました。
とお問合せをいただきました。誠にありがとうございます。
お客様の方では、現在某国にて製造中で為替の問題はもちろん品質に多くの問題があるとのお話で、日本生産に切り替えた場合のご相談をいただきました。
すでに某国の仕入先よりコストアップ要請が届いており、問題となっている品質改善要求を行った場合には、さらにコストアップする可能性が高い等とお困りの内容をご教示いただきました。
・円安要素のコストアップ
・アルミ地金要素のコストアップ
・人件費高騰による作業工賃アップ
弊社の方から様々な角度でご提案させて戴き、今回のケースは日本国内でも同じレベルでの価格対応が可能と判断しました。
品質向上・調達経費の抑制を踏まえると、切り替えメリットは高く検討の価値は充分にあるとのお話を戴きました。
弊社は少ロットのアルミ押出し材はもちろん得意としておりますが、量産ロットでの対応も得意としています。
ご相談から承っておりますので、お問い合わせお待ちしております。
営業担当 坪谷
HP http://mspjpn.com/
電話 045-633-1056
FAX 045-633-1051
mail sales@mspjpn
2015年2月2日 3:03 PM | カテゴリー:アルミ押出し材, ヒートシンク・放熱板, 切削加工

金属3Dプリンターテストサンプル
おはようございます。
代表の伊藤です。
1/28~東京ビックサイトで開催されている展示会に、金属の3Dプリンターが出展されました。
展示会名 : 3D Printing 2015 Additive Manufacturing Technology Exhibition
http://www.3dprintingexpo.jp/
気になったので調べて見たら、MUTOHホールディングスさんのブースだったようです。
本来は展示会で実機を見たかったのですが、残念ながら時間が合わずに足を運べませんでした。
写真は以前にある場所で拝見した「金属3Dプリンターの粉末機種」で成形したモノです。
(写真の公開許可は戴いております)
実物を見ると、分野によっては非常に可能性があると思って見た記憶があります。
昨日行った社員は「一番混雑していたブース」と言ってました。
3Dプリンター技術の開発スピードは恐ろしいほど早く、そしてその技術を応用した取り組みもたくさん生まれています。
以前にご紹介させて戴きました 「デジタルモールド」もそうですが、その技術の特性を活かせる企業が市場に認められ成長していくのではないでしょうか。
MSPでは常に新しい技術の情報を追い求めながら、お客さまのニーズに合う加工法を適宜提案出来るように情報収集をしております。
開発品で既存技術では対応出来ない、新しい技術を利用して開発を進めたいなどのご要望がございましたら、遠慮なくお問合せください。
まずは、弊社でご要望をヒアリングさせて頂き、ご要望に応じた加工法を提案させて戴きます。
既存の加工法でも、それぞれの加工メーカーさん独自のノウハウがあります。
MSPが誇る、素晴らしい協力会社の中で、従来のお取引先では不可能だったことが可能になるかも知れません。
重ねてになりますが、お気軽にお問合せ戴ければと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
問い合わせ先 ← こちらをクリックしてください。
2015年1月30日 9:42 AM | カテゴリー:デジタルモールド, 展示会情報, 新技術情報, 材料について
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